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日本一人口の少ない県を日本一活力のある県へ!(上)
未来トレンド分析シリーズ
2010年3月29日 13:10
国際未来科学研究所代表 浜田和幸

 2010年夏の陣に向けて、現在、活動拠点を東京から鳥取に移し、地域経済の復興と自立に取り組んでいる。全国の自治体が生き残りをかけて、しのぎを削る戦いを演じているが、私の生まれ育った鳥取県は日本では最も人口の少ない県である。総人口は60万人を切った。

 民主党の有力議員からは、「牛の数より人の数が少ない」と失礼千万な言い方をされたほど。いわゆる「チベット発言」で話題となったばかり。また、県民の平均年収は250万円前後で、東京の半分である。しかし、自然の豊かさと県民の堅実な暮らしぶりに関しては、日本一と言っても過言ではない。幸福度調査で測れば、おそらく上位入賞は間違いないだろう。何しろカラオケ公害に関しては日本で最もクレームの少ない県である。

 いずれにせよ、日本海がもたらす海の幸、県の74%を占める森林の生み出す緑のパワー(CO2の吸収力)と保水力、そして日本で唯一最大のラジウム温泉や海に湯が涌く皆生温泉、国立公園大山はもとよりユネスコの世界遺産に申請中の三徳山、わが国最大の鳥取砂丘など、付加価値の高い観光や医療資源のポテンシャルの高さはどこの県にも負けないはず。

 残念なことに、これまではそうした恵みを中長期的な観点からとらえ、大きなビジネスとして仕上げる民間サイドの構想力と政治的支援策が不十分であった。経済危機や雇用不安が叫ばれる今こそ、県民が一体となり知恵を絞り、汗をかく時と思われる。日本全体にも当てはまることだが、今、必要なことは10年後の未来ビジョンを具体的に示すことだ。

 これからの日本社会のありようを考える時、わが鳥取県が豊富に持っている自然のエネルギーと人々の絆をベースにした助け合いの心が一体化すれば、「健康長寿県ナンバーワン」に躍り出ることも十分可能になるだろう。鳥取大学医学部や付属病院を始め、県内各地に散らばる数多くの医療・福祉・介護施設は質の高いサービスを提供している。さらに言えば、高齢者の健康のバロメーターとも目されるグラウンドゴルフの普及率はずば抜けて高い。

 一方、「水が極端に少なくとも育つ野菜や果物の研究」で世界をリードする鳥大乾燥地研究センターや鮮度を高める食文化に欠かせない氷温技術。そして鳥取県ならではの森林セラピーや温泉療法。イチローも愛用するスポーツ用具の開発やオリンピックやプロの選手も多数通うスポーツ医療ジムもある。

(つづく)

【浜田 和幸(はまだ かずゆき)プロフィール】
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 プロフィール:1953年、鳥取県生まれ。米子東高から東京外国語大学中国科へ。米ジョージ・ワシントン大学大学院にて政治学博士号を修得。新日本製鉄株式会社、米戦略国際問題研究所勤務を経て、国際未来科学研究所の代表。ベストセラー『ヘッジファンド』『たかられる大国・日本』『快人エジソン』など50冊の著作を世に問う。「保守の底力が日本を一流にする『国力会議』」の提唱者。

連絡先:〒683-0041 鳥取県米子市茶町61 浜田和幸事務所
電 話:0859-37-2822

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