リコール運動に参加している市民ボランティアは、各人さまざまな問題意識を持っている。選挙公約、二元代表制、リコール制度、市民の政治関心など。活動するなかで、名古屋のみならず、日本の民主主義を考えていた。今回紹介するのは、議員(政治家)の姿勢に関する市民ボランティアのご意見である。
受任者として、200人分の署名を集めたという会社役員・井上誠さんは、高すぎる議員報酬に憤りを感じている。
私の娘は、保育士をやっていますが、月4万円で孫を預けて働いています。ほぼ毎日休まず働いて手取りは月18万円くらいです。請求代表者のひとり、塾講師の村上一子さんは、名古屋市長・河村たかし氏を支持する理由に、河村氏の衆議院議員時代からの実績をあげた。
政治家も庶民と同じ生活をしていなければ、その気持ちは分かりません。高い議員年金、豪華な議員宿舎、本当に必要でしょうか。河村さんは国会議員の時から、そうした風潮に自らの行動で異を唱えてきたのです。(つづく)
【山下 康太】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら