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自立する地域社会

阿久根市レポート・報道されない事実(5)~一新会・山田勝元市議の訴え(中)
自立する地域社会
2010年11月26日 08:00

<一新会・山田勝元市議の街頭演説より>
山田元市議・街頭演説 皆さん、竹原信一市長を辞めさせるための住民投票が始まりました。市長は本当に辞めなければならないのでしょうか。竹原市長は、市民の皆さんが2回も選んだ市長であります。何で辞めさせる理由があるのでしょうか。市長は、命がけで市民のための改革に取り組んでいます。
 まず、自分の給料を半額にする議案、これは否決されましたが、やっと40%カットする議案が通りました。そして、ゴミ袋代の値下げ、住民票や印鑑証明の値下げ、保育料の半額補助、残念ながら学校給食費の半額補助は、反対によって実現しませんでした。残念なことです。そして、老人の福祉、産業振興、農業政策などなど、市民のための議案が実施されています。なのに、なんで阿久根市がこんなに騒いでいるのでしょうか。

 私は、28年市議をさせて頂いておりましたが、これほど市民のためになる議案を次々に出し、市民のための政策を実施している市長は初めてであります。これらは、市役所にあるお金をなるべくたくさんの市民のために使う政策であります。ところが、この政策を実現するためには職員の給料すなわち人件費の削減、議員の報酬の削減をしなければ、市民の皆さま方にお金を回すことは出来ないのであります。
 日本中が大不況です。阿久根市も魚は獲れず、となりの出水市ではパイオニアやNECが撤退しました。失業者が溢れております。どうしたら生活が出来るのだろうか。市民の平均年収は200万円。月々10万円も給料を持ち帰えることができないお父さんもいるんですよ。そして、50万円にも満たない年金で、細々と生活をしているお年寄りもいるのです。

(つづく)

【構成:行政取材班】

※本シリーズは、他の報道で触れられていない鹿児島県阿久根市の竹原信一市長および、竹原市長を支持する市議や市民などにスポットをあて、阿久根市のもうひとつの側面をレポートしたものです。


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