五洋食品産業(株)(本社:福岡県糸島市、舛田圭良代表)は、2月21日、東京証券取引所グループとロンドン証券取引所の共同出資によって創設されたTOKYO AIM取引所が運営する株式市場TOKYO AIMに新規上場申請を行なった。指定アドバイザーはフィリップ証券。
TOKYO AIM取引所は2009年に創設されたもので、10年の金融商品取引法改正により導入された「プロ向け市場制度」を活用する、いわばプロ投資家を対象とした新興市場。
五洋食品産業は1975年5月、ピザ用ナチュラルチーズの加工業として設立。その後、チーズケーキを始めとする各種洋菓子メーカーとなった。近年は完成品のすべてを凍結した「フローズンスウィーツ」に特化した事業展開で業績を伸ばし、本社および工場を博多区から糸島市に移転するなど、現代表の積極的な事業展開でも注目を集めていた。
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