<適配条例・再販制度の廃止で、医薬品小売業も自由競争の時代に>
適配条例(薬局等の適正配置条例)(※注)とともに、薬局・薬店など、業種店の利益のもととなる定価販売を支えていたもうひとつの化粧品・医薬品の再販制度(定価販売を義務付ける法律)が、1997年3月に全面的に廃止、自由化されたことにより、医薬品小売業界も本格的自由競争の時代に入った。
一方、薬業界に先駆けて、スーパー業界では60年代にはいると、ダイエーを筆頭に新たな流通企業が販売金額でデパートを逆転するなど、流通革命の時代に突入した。スーパーダイエーの創業者である中内功氏は、神戸市にあった実家の(サカエ薬局)の商売を踏まえ、57年9月に医薬品や食品を安価で薄利多売する小売店「主婦の店ダイエー薬局」(ダイエー1号店。のちに千林駅前店に改称)を開店。当初は薬局で、後に食料品へ進出する...(⇒つづきを読む)
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