『茶のしずく』事件では、行政の対応を問う声も多い。医薬部外品として『茶のしずく』を認可した厚労省、2010年1月に国民生活センターから製品名を含めた健康被害報告を受けていながら、対応しなかった消費者庁。弁護団は行政機関への責任追及も視野に入れている。IB本誌では厚生労働省 医薬食品局 安全対策課の担当官を取材し、この事件に対する行政側の対応の実態に迫った。(聞き手:山本 剛資)
<これまでの対応は適切>
――『茶のしずく』石けんによるアレルギー発症問題について、注意喚起を出した2010年10月当時の状況を振り返り、簡単な経過をお話しください。
厚労省 私どもの安全対策課は、製品が販売された後に、副作用など何かの事象が起きた場合に対応する部署です。今回は医薬部外品を使用し、皮膚や粘膜を経由してアレルギー症状が出るという、これまで知られていなかった事例でした...(⇒つづきを読む)
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