熊本空港からほど近いテクノリサーチパーク内のテクノインキュベーションセンターに、電動バイクの開発・製造・販売を行なっている(株)グロースンドリームというベンチャー企業がある。従業員数は8名で、オフィスというよりもガレージと呼ぶに相応しい社内では若いエンジニアたちが、メイド・イン・ジャパンの電動バイクを製造している。
すでに業務用電動バイク「ガイアレイ」を販売し、高い評価を受けている同社がこの度、新型の電動バイク「ROBOSAKU」をリリースした。さっそく同社を訪ね、新型のお手並みを拝見させていただいた。
研究開発部の平山光信部長は、「ROBOSAKU」の開発を行なったご本人。平山氏から直接、「ROBOSAKU」の魅力や開発秘話を聞く事ができた。
「まず、開発するに当たって市場調査から始めました。『ガイアレイ』は業務用ということで、"電動バイクでもこれほど高性能です"ということをアピールしたものになっていますが、新型では、若者を始めとした大衆に受け入れられるものをつくろうという目標がありました。ただ、当初はかなり漠然としたゴールでした」と平山氏は振り返る。
平山氏は、市場調査の結果、従来のスクーターのような樹脂製のパーツに覆われたものではなく、「カスタマイズの余地を残した"未完成さ"が大事」であるということに気付いたという。そこには、「ROBOSAKU」のコンセプトである"自分流コミューター"としてのヒントが隠されていた。性能重視の「ガイアレイ」、そのDNAを受け継ぎつつも、まったく新しいコンセプトとして登場した「ROBOSAKU」。
次回は、電動バイクの最新モデル「ROBOSAKU」の全貌に迫る。
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