電動バイク「ROBOSAKU」は、各部パーツから塗装、その気になれば心臓部であるモーターやバッテリーまでカスタマイズすることができる究極の"自分流コミューター"だ。また、ガソリンを使う通常のバイクに比べてコストを大幅に抑えることができる。しかし、バイクはやはり乗り味が大切。そこで、実際に試乗させていただいた。
当然だが、電動バイクにはエンジンがない。よって、スイッチを入れてもまるで音がしないし、アイドリングもない。市街地に住んでいる場合、深夜にコンビニなどにでかけるとき、わざわざ大通りまで手押ししてからエンジンをかけている人は少なくないだろうが、「ROBOSAKU」ならそういった心配は不要だ。
バイクに乗り、さっそくスロットルを回すと、加速の良さに驚く。たしかに走行可能距離は通常のバイクには及ばないが、加速に関していえば、電動はガソリンを凌ぐ。シームレスかつ、なめらかに加速し、ストレスはない。走行中も実に静か。専用スピーカーから流れる音楽がしっかり聞こえてくる。しかし、急な上り坂に差しかかるとややトルクの弱さを感じた。この辺りは改良の余地があるだろうが、街乗りで苦労するほどではないだろう。
乗り味を総括すると、とにかく加速が気持ち良いので乗っていて楽しいと思わせてくれる。「ガソリンとエンジンのあの振動が好きだ!」というユーザーもいるのは確かだが、電動バイクならではの鋭い加速もまた、やみつきになる要素がある。
最後にグロースンドリームの中村隆則社長に今後についてうかがった。
「今後も電動バイクをみなさんに身近に感じてもらえるようにしたいですし、そういう想いを込めて「ROBOSAKU」を開発しました。けど、これでゴールではありませんし、まだ序章です。また、いつかは設計やパーツの組み立てなどもすべて国内でやるALL JAPAN電動バイクをつくりたい。もちろん、東南アジアの工場でつくるほうがコストは安いのですが、すべて国産っていうバイクをつくるのが夢です」と中村社長。そして、最後には「年内にはもっと驚くような仕掛けを用意しているので楽しみにしていてください」と、気になる発言も。今後も電動バイクの未来の鍵を握る、同社に注目したい。
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