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輝く九州の女性たち

ワンタッチネイルで笑顔を広げたい~専門サロン『Room・K』高尾和子さん
輝く九州の女性たち
2012年3月16日 16:00

 女性が好きなものを知らない男性は多い。たとえば指先。職場ではもちろん、家庭でも家事や育児で使われることが多いがゆえに、身体のなかでも飾ることを諦めがちなところだ。でも、だからこそ指先に夢と華やかさを乗せ、人々の前に差してみたいと憧れてしまう。
 そんな女性の思いに応えるのが"ワンタッチネイル"専門サロン、『Room・K』(福岡市中央区)の高尾和子さん。ワンタッチネイルとは、その名のとおり、ワンタッチで装着可能なつけ爪のこと。このサロンは完全予約制で、ネイル選びのカウンセリングからアドバイス、商品の装着と微調整までを丁寧に行なっている。

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 「ワンタッチネイルを本当に必要な人は、マニキュアさえも苦手としている人」と高尾さんは言う。爪なんか塗っては仕事上、邪魔。爪が弱くてマニキュアが塗れない。そんな思いを抱えてネイル情報を捜す気にもなれないという女性こそに勧めたいそうだ。

n_6.jpg 東京にある別会社でブライダル、イベント運営も手掛け、多忙を極める高尾さんがワンタッチネイルに惹かれたのは「簡単に指先をきれいにできる」という便利さによる。しかし仕事にしたのは、指先がきれいになった瞬間、ネイルをつけた人が見せる笑顔があまりにも魅力的だったからだ。その笑顔で多くの人と知り合い活動範囲をどんどんと広げて欲しい、という。つまり、ネイル販売は、人と出会うコミュニケーションツールのひとつであって、本当は、人のために役立つ何かを提供することが目的なのだそうだ。

 だから、ネイル体験に訪れるひとりひとりとの時間を大切にしたいという。
 「以前、ワンタッチネイルの専門店は珍しい、とTVで取り上げていただいたことがあるんです。おかげ様でたくさんのお客様がサロンを訪れてくださいました。でも、限られた時間で販売だけを機械的にこなすというのは、どうなのかな、と悩みました。ネイルをつけていただくときは、ゆっくりお喋りをしながらその人の魅力を知り、似合うものを選んであげたい、でもできるだけ多くの人に、この喜びを知って欲しい。この異なる気持ちのバランスをとるのが、今の課題です」

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 実は男性の客もいる。恋人や妻を連れて、彼女たちのために買ってあげるのだ。なかには、「妻への誕生日プレゼントはこれ、と決めています」と微笑みながら、毎年同じ月に訪れる夫婦もいるという。

 女性の笑顔は、世界を幸せにする。その笑顔を見て、男性も微笑んでくれるのなら、世のなか、とても明るくなると思うのだが。
ちなみに男性用ワンタッチネイルもある。美しさと喜びを求める心に、性差はあっても性別はない。

【黒岩 理恵子】

<プロフィール>
takaosi_p.jpg高尾 和子 Kazuko Takao
<人と人をつなぐ出会いのプロデュース>
ブライダルコーディネートの仕事をしながら、「人と人をつなぐ」ことが大好きで様々なイベントやパーティーを主催。本格的に「出会い」をプロデュースできればと思い、2009年8月に株式会社ファーストデイを設立。設立後、仲間と「輝く女性プロジェクト」を立ち上げ、運営メンバーの一人として女性が輝くためのお手伝いをしている。ある出会いからワンタッチネイルの素晴らしさを知り、「これはみんな喜ぶ!自分自身も全種類欲しい!」と取り扱いを始める。みんながゆっくり選べてカスタマイズも楽しくできればと思い、2010年5月にRoom•KをOPEN!

▼関連リンク
・ワンタッチネイル専門サロン「Room・K」



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2012年3月14日 15:41
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