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樋渡啓祐氏「宿の基本」~武雄市長物語より(95)
政治
2013年5月 8日 07:00

 NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
 今回は、富山県南砺市の宿「薪の音」について記載している、 5月7日午前8時51分のブログを紹介する


宿の基本

 出張、プライベート問わず、移動が多いと、疲れをとる(僕だって疲れます)のは、宿。多少生意気なことを言うと、食や住の豪華さの優先順位は最下位に近くなり、僕にとっての優先順位は、「空間・人・朝食」です。

 まず、空間。これが優先順位の一丁目一番地。武雄市図書館がなぜ人気があるかというと、あの空間なんですね。それは、お部屋から眺める眺望も大切。これいいでしょ。僕が富山県南砺市で泊まっている「薪の音」のお部屋から。昨年12月に泊まったときはただただ吹雪の音。今回は満天の星空の下、水田の蛙の声、朝起きたらこの風景。何も無いのがたまりません。

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 そして、次は、人。よくもまあ、こんなに気がつくというくらいに気がつかれます。しかし、それが押しつけがましさが全く無い。宿のオーナーは山本さん。以前、書きましたが、もともと、地元の役場の職員さん。一念発起して、このお宿をゼロからつくられた。さらに、今は宿にとどまらず、近所の集落の方と一緒にまちづくり。その象徴が、このCafé。「なやかふぇ」というそうで、5月16日オープンです。元市議会議員の山瀬さんのご自宅の納屋を自分たちで改装して、Café。スイーツは、近所の薪の音からだそうで、これは絶対に人気が出ます。そうそう、この方々、農業もされていて、かっこいいのです。こういう大人に僕もなりたい(無理だけど。)。ごめんなさい、写真のピントが合わず。わざとはありません。

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 人が人を呼び、巻き込んで、エリアとして、面として、まちづくりを行う。それを、田中市長を始めとする行政が強力に後押しする。素晴らしい。この野口というちっちゃな集落は、集落として、人を呼び込む、日本で最初のケースになるかもしれません。実際歩いていても気持ちよかった。

 最後に、朝食。何で、日本の宿は、朝から、てんこ盛りのご馳走が出るんだろう。そんな食べれないって。一番、食べたいのは、僕は、美味しいお米に、お味噌汁、梅干し。清いでしょ、この朝食。今、那須の「二期倶楽部」と並び、日本で一番だと思います。

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 というわけで、南砺市にはまるきっかけとなったこのお宿、薪の音。作家吉田修一さんが激賞されるのもよく分かります。そうそう、しょっちゅう行くことはできませんが、また、必ず、行きたいと思わせるお宿です。ありがとうございました!


樋渡氏のブログはコチラ


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