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福岡市政を破壊する高島シリーズ

福岡市・中央保育園移転問題 高島市長、ブログで正当性を主張~歪な政治姿勢
福岡市政を破壊する高島シリーズ
2013年7月19日 11:48

takablo.jpg 「暴挙」という言葉が頭に浮かんだ。16日夜、高島宗一郎福岡市長は、中央保育園の現在の移転予定地への移転について反対している同保育園の保護者約50名と面談。その声を聞くも、「今回は話を聞く場」などとしてその場での回答を避けていた。しかし、その後、保護者たちへのアプローチは何もないまま、記者会見で事業再開を発表。さらには18日、自身のブログで「新・中央保育園~子どもたちの安全のために~」と題した記事を掲載し、中央保育園移転の正当性を主張している。

 「市役所の職員と地域の皆さん、警察の方々などとも話し合い、知恵を出し合った結果、それぞれの問題点についての改善策をまとめることができました!」(ブログより引用)

 市長ブログに書かれた新・保育園の安全対策の1つは、道幅5.5mと狭く、交通量が多く、渋滞を頻繁に起こしている前面道路の全面的な改修だった。「車道を狭くして、歩道を拡幅する」「車はスピードを出しにくくなり、歩行者は安心して通行できます」(同)と、高島市長は説明する。しかし、歩行者の通行がスムーズになる反面、これまで以上に、前面道路で渋滞が発生するのではないだろうか。この疑問は、次の対策の矛盾につながる。「今までの実績によると約3分、その次に近い消防出張所からは約4分で到着」(同)というが、道路の状況が変わってしまえば、今までの実績通りとはいかないはずである。

 最大の問題であり、保護者が住民監査請求を起こした移転予定地の選定・取引のプロセスについては、まったくのノータッチ。安全な所(ブログ上)で、都合の良いところを強調し、正当性を主張する姑息なやり方、その歪な政治姿勢に、不信感は高まる一方だ。そもそも、自信のある対策を講じたのなら、事業再開を記者発表する前に、涙ながらに事業中止を訴えた保護者たちに説明を行ない、納得してもらうのが先だろう。ブログのタイトルにある「Open・Fair・Free(オープン・フェア・フリー)」は、高島市長自身への強烈な皮肉になっている。

【山下 康太】

(追記)読者諸兄には、関連リンクの高島市長と保護者、双方のウェブサイトに目を通し、福岡市政を揺るがす中央保育園移転問題に対する正しい認識をもっていただきたい。

▼関連リンク
・高島宗一郎オフィシャルブログ「Open・Fair・Free」
・中央保育園移転問題(福岡市中央区今泉)HP


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