台湾プロ野球リーグ。新リーグができた時代もあったが、現在、リーグは１つで、４球団（統一、兄弟、Lamigo、義大）で構成されている。
日本の野球用語には、たとえばストライク、ボール、アウトなど、持ち込まれた英語がそのまま使用されているケースが多いが、台湾では、中国語に置き換えられるケースがほとんどだ。その一部を紹介するが、漢字の奥深さを感じられる。
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ストライク／好球
ボール／壊球
フォアボール／四壞球
アウト／出局
ワンアウト／一出局
ツーアウト／二出局
ダブルプレー／雙殺
（右が中国語）
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野手（守備位置）についての説明は、日本語と似通っている部分もある。
ファースト（一塁手）／一塁手
レフト／左外野手
センター／中外野手
ライト／右外野手
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打球の質を表す言葉あたりから、中国語の特質が出てくる。
ゴロ／滾地球
フライ／高飛球
犠牲フライ／高飛犧牲打
バント／觸擊
送りバント／犧牲觸擊
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では、野球の実況中継などに見られる「動作を伴った用語」はどうなるのか。
アウトパターンはこのようになる。
セカンド後方へのフライを捕られて１アウト／二壘後方高飛球遭到接殺、一出局
セカンド方向へのゴロをファーストへ送球され２アウト／二壘方向滾地球遭到刺殺、二出局
三振に倒れてスリーアウト／遭到三振、三出局
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ワンアウト満塁／滿壘、一出局
サードゴロで得点１、三塁に向かってくる選手はサードでフォースアウト。２アウトランナー１、２塁／三壘方向滾地球、帶有一分打點、封殺往三壘跑的跑者、一二壘有人、二出局
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記録や出来事を表す用語は次のようになる。
打率／打撃率
打順／打序
指名打者／指定打撃
代走／代跑
ホームラン／全塁打
勝利数／勝投
セーブ／救援成功
ペナントレース／例行賽
プレーオフ／総冠軍賽
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