（株）ディックスクロキ（本社：福岡市、黒木透代表）が昨年11月に復活してから順調な滑り出しをみせている。賃貸経営コンサルティングやカンボジアでのホテルや賃貸マンションへの投資が好調だ。昨年12月から開催している賃貸マンション経営セミナーは、毎回盛況。賃貸経営の実践的なノウハウが詰まっており、参加者が「人口減少が始まる『2030年問題』に向けて様変わりしている賃貸経営環境がよくわかった」「相続対策やリノベーションの必要性を実感した」など納得する内容となっている。

　８月31日に開催する賃貸マンション経営セミナー（参加費無料）は、「投資家『凍』資か！？」と題して、２人のスペシャルゲストと黒木透代表が講演する。これから市場はどう動くのか、不動産は売り時なのか、答えを見つけるカギを提供する。アベノミクスで株価の上昇や不動産の活発な取引など好調だったが、参院選で「ねじれ国会」を解消した安倍政権の動向いかんでは、今後はバラ色ばかりではない可能性も予想される。オーナーそれぞれの状況によって答えも変わってくるが、鑑定評価、相続税制、市場動向など多角的に見つめ直すことで、答えを導き出す糸になるだろう。

　また、経済成長が著しく、日本企業の進出が相次いでいるカンボジアでの不動産投資の情報を提供する予定だ。デックスクロキ自身がすでにホテルや賃貸マンションの投資・開発をスタートし、投資したホテルからの収益が順調。６月16日には現地法人DIXCAMインターナショナルを立ち上げ、投資物件の発掘や受け入れ体制を進めている。黒木代表は、「お客さまに満足していただける投資物件を増やしていきます」と話している。カンボジアの不動産投資の現状報告も注目だ。
　スペシャルゲストは、不動産鑑定士の貞弘賢治氏（貞和不動産鑑定）、福岡相続相談センターコンサルタントの脇山海氏の２人。貞弘氏の講演テーマは、「節税のための鑑定評価」。脇山氏は「迫りくる相続税平成27年問題」について講演する。

※記事へのご意見はこちら