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家づくり企業

タマホーム 3月の受注は967戸と好調に転じる

2010年4月19日 13:38

 全国トップクラスの実績を残すまでに成長を遂げたタマホーム(株)(本社:東京都港区高輪、代表:玉木 康裕氏)そんな同社であっても昨今厳しい状況が続いているが、3月の受注は967戸と回復基調にある。
 07年夏に米国のサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融ショックの影響から、不動産業界は厳しい時代を迎え、08年暮れ頃からは戸建住宅業界も着工戸数が大幅に減少するなど厳しい状況となった。当初は、「実需である戸建住宅には影響しないだろう」と見ていた人が多かったものの、08年の秋ごろから一気にこの影響を受けることとなった。特に08年12月から09年2月に掛けての3カ月間は、展示場の来店者数というかたちで各社ともに大きな影響を受けた。先行きが不透明な時代のため、買い控えが進んだのだ。2009年の国内の着工戸数が100万戸割れどころか80万戸も割込み78万8,410戸と前年比で27.9%のマイナスと、住宅各社ともに受注が落ち込んだ。
 タマホームも例外ではなく、それまでの伸びが落ちることとなった。しかし、今年に入り市場が回復基調を見せていることと、500万円台からの低価格住宅を実現した企画住宅や、特別仕様の住宅などの取り入れもあって、受注が回復。3月の受注は967戸と好調時の数字に迫るもので、いち早く回復に転じている。

【石崎】

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