今月14日(日)に投開票日を控え、各者とも連日激しい選挙戦を繰り広げている福岡市長選。今回、候補者本人たちの舌戦についてはひとまず置いて、ポスターのデザイン的な視点から、福岡市長選を見てみよう。
□植木とみ子氏
□内海昭徳氏
他の候補者とは一線を画し、唯一の「横長」である飯野健二氏のポスター。たしかに、他の候補者の「縦長」のポスターに対し、「差別化によって目立つ」という点に置いては効果があるのかもしれない。しかし、この「横長」のポスターには致命的な欠点がある。それは、人は構造上縦に長い生き物であり、写真に収めようとする場合はどうしても縦長の方が収まりがいいのだ。そのため、同氏のポスターは他に比べて窮屈な印象を受けるうえ、肝心の名前も縦書きにしているため、文字が小さくなってしまっているのだ。▼関連リンク
選挙ポスターから見る市長選(上)~福岡市長選アラカルト(44)
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