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東日本大震災

福岡の地場業者が宮城県南三陸町へカキ養殖用いかだを寄贈
東日本大震災
2011年12月26日 11:33

現地で行なわれた贈呈式の様子 福岡県は、東日本大震災で被災した中小企業に対して支援を行なう「がんばろう中小企業支援プロジェクト」を推進し、被災地との架け橋となる活動を行なっている。その一環として、大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町のカキ養殖を支援するため、福岡地場業者などが寄贈するプラスチック支柱を利用した養殖用いかだが12月16日に福岡を出発し、無事に19日に到着、翌日同町で贈呈式が行なわれた。

 寄贈されたいかだ用支柱は、食品トレーを再利用したもので、今まで使われてきた竹などの木材に比べて耐久性が高い。このいかだ用支柱は福岡金網工業(福岡市博多区)が製造を担当、今回のプロジェクトを取りまとめた富士エコ研究開発(福岡市中央区)が販売を行なっている。また、いかだのほかに、福岡県中小企業家同友会が中心になって集めて整備された中古自転車40台なども被災地に送られた。

 福岡金網工業の山本建重社長は「福岡も厳しい市場状況である。しかし、被災地ではかつてそこにあった家庭、職場などが一切無くなり、状況の厳しさは福岡の比ではない。微力ながらも復興に向けて支援できたらとの思いから寄贈させていただいた」とコメント。同社は一過性ではない継続した募金活動を行なっているという。

 なお、福岡県では、「元気を西から」を合言葉に息の長い活動を続けていくとしている。

【道山 憲一】

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