ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

東日本大震災

九州初の放射能測定室が15日から始動
東日本大震災
2012年6月 4日 15:00

0604_sokuteiki.jpg 2日、福岡市東区の放射能市民測定室・九州(通称・Qベク)が、15日に迫った測定スタートに先駆けて、購入した測定器を報道陣に公開した。放射能測定室は、全国で約80カ所あるが、九州に設置されるのは初めてで、西日本全体でも2例目。測定器の代金約430万円と諸経費を含めた設置費用約70万円を合わせた、約500万円は、すべて寄付によるものという。

 測定の手順は、まず1リットルの容器に食材など(液体でも固体でも可)を詰め、計測器にセット。その後、1,000秒かけてセシウム134や同137などの濃度を測定する。測定結果は、即座にプリントアウトされ、15日以降はホームページで公開される。Qベクの有料会員には、産地や商品名などより詳しい内容を明かす方針。また、北九州市で実施された震災がれきの試験焼却により、土壌の計測をしてほしいという問い合わせが多かったことを受け、15日以降受け付ける。

0604_PC.jpg Qベクのスタッフの本河知明さんは「子育てなどで不安を抱えるお母さんたちが、安心して食材を選べるようになればと思う。また、データを計測することで無用な風評被害を防止し、正確な情報を提供したい」と話した。

 Qベクでは今後、九州で流通する食材と、九州内の土を受け付け、すでに予約を開始している。また、ガイガーカウンターの貸し出しサービス(有料)なども行なっている。詳細は下記にて。

■放射能市民測定室・九州(Qベク)
0604_q.jpg<住 所>
〒813-0041
福岡市東区水谷2-11-36

<お問い合せ>
092-410-4516(平日のみ)

【清水 秀生】

▼関連リンク
・放射能市民測定室・九州(Qベク)


※記事へのご意見はこちら

東日本大震災一覧
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル