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東日本大震災

被災地復興支援 ゴーグルとマスクは必需品~福岡市官民ボランティア活動報告
東日本大震災
2011年5月23日 10:31

 20日夜、東日本大震災の復興支援のため官民一体となって取り組む福岡市災害ボランティア「ふくおか元気応援隊」第1期の活動報告会が同市役所で行なわれた。

 同隊第1期メンバーは、市民ボランティア26名、市職員11名の計37名で、10代から60代までの男女。9日夜に市役所を出発し11日から13日まで宮城県仙台市宮城野区の蒲生・岡田地区で活動。庭・畑・水路からのヘドロ・瓦礫の撤去、被災地家屋内の清掃、土砂・家財道具の搬出などを行なった。

福岡市官民ボランティア活動報告 ボランティア代表で市職員の山口照木さんは、スクリーンに映し出された写真を用いながら「現地の様子はテレビで見るのとは違って声にならなかった」などと活動の様子や感想を紹介した。次に、参加者のなかから7人が登壇し「復興がいつになったら終わるのかわからない。本当に人手が必要と感じた」「ゴーグルをしていないと目を開けていられないほどの粉塵だった」「一番想像できなかったことは鼻がもげそうになるほどの臭い。一度使用したマスクは次に使えないほどの臭いがついていた」「主婦の自分でも元気を届けることができた」「被災地の皆さんから、現地の状況を(福岡市民の皆さんに)伝えて欲しいと託された」などと語った。

 同報告会終了後の弊社インタビューに対し、今回の活動に参加した元市消防局職員の木村勲さん(67)は「最初は足手まといになるのではと不安があったが、この歳でも役に立つことができた。ゴーグル、マスクはボランティアの安全のため必需品」と語った。

 チーム名「ふくおか元気応援隊」は、被災地の復興支援とともに福岡から「元気」を届けたいという意味を込めて命名されたもの。今夜(23日)第2期のメンバーが出発することになっている。第3期以降については、被災地の状況をみて募集を行なうとしている。

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