ウエストは08年2月期に3,300万円の当期赤字を計上した。翌09年2月期も赤字。その直後の3月に現代表若山和夫氏は就任している。中期経営計画を策定するとすぐに効果を示した。10年2月期には、2億1,600万円の当期利益を叩き出し、黒字回復。11年2月期も同3億8,300万円と増益。12年2月期は震災の影響があったにも関わらず、最終的には同3億9,100万円を上げた。この間、有利子負債も削減。店舗は減少していたが、着々と財務体質は改善されていた。
他店の出店攻勢に押されているように見えたのは、内的要因で出店を控えていたからに過ぎない。今期に入ると5月に一挙3店を出店し、反転攻勢に出た。うどん店の競争力は他店に引けを取らない。
今年4月に「資さんうどん」が本拠・麦野店より数百メートルの位置に出店した。これに対し、ウエストは座席数を増やすなどして対応したところ結果は増収。影響を受けるどころか消費者にうどんを再認識させて相乗効果をもたらした。先の消費者の評判通りの競争力を示して見せた。手を加えていない既存店も競合店進出の影響は限定的で、うどん店は充分に戦える競争力を持つ。
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