中国広東省の広州市を拠点に活動しているアイドルグループが、日本のAKB48に酷似しているとして、インターネットユーザーの間で話題になっている。
AKB48に似ていると言われているのは、「サファイアガールズ」(藍宝石少女)で、つい最近デビューを果たしたばかりのアイドルグループだ。総勢50人ほどで結成されていて、チーム「Queen」、チーム「BadGirl」、チーム「Kawaii」とチームごとに分かれて活動しているところや、「研究生」という名の傘下のチームもいること、そして、専用劇場があることなど、AKBのプロデューサー秋元康氏の戦略にもとても酷似している。
彼女たちは、「中国初の育成型アイドル」とされていて、メンバーも定期的に募集されているという。有名人の人気度を示すと言われている中国版ツイッター「微博」(ウェイボ)のフォロワー数も2,000人に満たないなど、まさに、中国では始まったばかりのアイドルプロデュースのようだ。
ちなみに、AKB48の完全パクリとして、ネットユーザーを中心に非難を浴びていた中国版AKBの「AK98」は、ここ数カ月は目立った活動も行なっておらず、"解散"説も浮上している。秋元プロデューサーは、上海を拠点としたAKBの姉妹グループ「SNH48」を今冬にも始動させると発表するなど、中国でも、新しいタイプのアイドルグループの"群雄割拠"が見られそうだ。
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