ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

クローズアップ

医療・介護分野におけるフリーユニットバスのエキスパートとして(中)~(株)小笠原
クローズアップ
2012年8月23日 07:00

<顧客の声からスタート>
0822_ogasawara.jpg フリーユニットバス事業が生み出されたことについて、「住設機器の、大手メーカーの施工付販売を請け負っておりました。各所で工事を行なうなか、我々施工側へ発注側即ち顧客側から、様々な情報が入ってきます。メーカー主導の製品でなく、顧客の細かな用途に対応した製品をつくって貰えないかと。大手メーカー側は、需要度が低い製品はあまりつくらないです。では、どうするのか?"我々がやるか"となったのです。大手メーカーにはない製品とサービスを生み出そうという理念です。この企業風土は、弊社が長年、顧客目線での事業構築に邁進してきたことが、原点にあります」と田中専務が語る。

 医療・介護関連のフリーユニットバスに強みを持つ(株)小笠原。病院や介護施設向けへの製品・サービスとして、回転動作が可能な浴室、有効開口を確保できるドア、介助入浴に最適な3方浴槽から大型機械浴など、様々なケースや要望に応えられる。また、自宅用への介護・高齢者用への製品・サービスを持つ。段差を抑えたドア、浴槽への移乗を楽にする移乗台、機械リフト設置など、こちらも顧客の声を反映させたラインアップである。この医療・介護分野においては、「どこにも優るとも劣らない製品とサービス」と田中専務は熱く語る。

 フリーハンドから設計し、形にするフリーユニットバス事業。同社自社ブランドというメーカーという位置付けのなか、そのシンボルとして医療・介護を前面に掲げているのは、強みの証である。小笠原社長は、「1946年に当社は建材卸としてスタート致しました。建材のイメージは、セメントや砂など建築の原材料というものです。そのようななか、顧客の声や時流を見て、建材卸から住宅設備機器分野へ事業転換致しました。大手メーカーと一緒に事業を作り上げてきました。そして、我々がもっと顧客目線の中で出来ることが、今取り組んでいるフリーユニットバスです。田中が申している通り、特に医療・介護分野に強みを発揮しております。それは、単なるモノづくりでなく病院や施設への安心・安全を提供することです」と常に顧客目線でのビジネスを創ることの肝要さを語る。重松会長は、「今までユニットバスで出来なかったことを、当社がすることです。両名が申している通り、他社がやらないことへ挑戦することです。それによって、今はお陰様で全国からあらゆるユニットバスのリクエストを沢山戴いております」と語る。

(つづく)
【河原 清明】

≪ (前) | (後) ≫

<COMPANY INFORMATION>
■(株)小笠原
代 表:重松繁利(代表取締役会長)、小笠原正行(代表取締役社長)
設 立:1981年7月(創業:1946年7月)
所在地:福岡市博多区博多駅南6丁目12番25号
事業内容:ユニットバス・住宅設備機器の開発、販売、施工他
年 商:38億円(2012年4月期)
資本金:2,000万円
URL:http://www.ogasawara-agp.com/


※記事へのご意見はこちら

クローズアップ一覧
クローズアップ
2012年12月13日 14:11
クローズアップ
2012年12月10日 07:00
クローズアップ
2012年12月 3日 07:00
クローズアップ
2012年11月30日 10:41
クローズアップ
2012年11月29日 16:15
クローズアップ
2012年11月28日 10:45
クローズアップ
2012年11月27日 15:28
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル