1991年に日本で大ブレークしたドラマ「101回目のプロポーズ」の映画版が来年2月に中国で公開される。中国の各メディアが大きく報じている。2003年には、中国と韓国の合作として「第101次求婚」というタイトルで、テレビドラマとして放送された経緯がある。
03年に放送されたドラマでは、ヒロイン役を韓国有名女優のチェ・ジウさんが、求婚する相手役の男性には、香港俳優のスン・シンさんが演じていた。今回の映画版では、中国でいま最も人気のある女優の一人、リン・チーリンさんが主演を務める予定。今回の映画は、フジテレビと中国の制作会社の共同制作によるもので、先週、予告フィルムが公開された。
リン・チーリンさんは2010年、日本のドラマ「月の恋人」で木村拓哉さんと共演し人気を博した台湾の女優。37歳になる彼女は、身長175cmのスラリとした容姿で中国本土、香港、台湾の架け橋役として、今や押しも押されもせぬ大女優となっている。
映画は来年2月のバレンタインデーの時期に公開される予定で、早くも大ブレークが予想されている。日本のコンテンツ産業の輸出に、さらに注目が集まっていくのは間違いない。
※記事へのご意見はこちら