共産党・新人の高瀬菜穂子氏(52)は、小倉生まれ小倉育ち。広島大学大学院を卒業し、13年間の中学教師を経て、1999年から福岡県議会議員2期8年。「現場主義」を信条に、少人数学級実現、乳幼児医療の初診料無料化など、「草の根」で住民と共同してきた政治姿勢をアピールする。
「即時原発ゼロ」「消費税増税中止」「TPP参加断固反対」「平和憲法を守り抜く」と訴える。
「消費を増やしてこそ経済再生につながる」と強調し、「若い人たちの非正規雇用は、待ったなしの課題。正規雇用に変え、サービス残業をなくし、雇用を増やしていく」「中小企業の応援などで、経済が回るようにしていく」「大企業、大金持ち減税をやめて、応能負担の税制で財源をつくる」とかかげる。
「子どもたちの作文を読むのが至福のときだった」と教師時代を振り返る。教育問題を語ると熱がこもる。「国会に行って、お金がないからと進学をあきらめる子どもをなくしたい」と痛切に感じている。大学までの授業料無料化、医療の無料化を実現したいと国政への意欲を語る。現在、日本共産党門司小倉地区委員会副委員長、福岡10区国政対策委員長。趣味は、観劇、映画鑑賞、ピラティス。
(候補者紹介は届け出順)
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・高瀬菜穂子氏公式ブログ
【2012衆院選・福岡10区立候補者(届け出順)】
・自民党・前職 山本 幸三 氏(64)
・共産党・新人 高瀬 菜穂子 氏(52)
・みんなの党・新人 佐藤 正夫 氏(57)
・民主党・前職 城井 崇 氏(39)
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