「民主が駄目なら自民では、また古い政治に戻ってしまう。そこにストップをかけるのが佐藤正夫だ」。みんなの党・新人の佐藤正夫氏(57)の訴えは、シンプルで力強い。「地方が活力をもてなかったのは、中央官僚いいなりの政治が続けてきたからだ。地方のことは地方に、という時代をつくろう。官僚統制国家を壊すために立ち上がった」
"復興増税"を強行した民主・自民・公明を批判し、「江戸時代だったら、飢饉で大変なときにさらに年貢を納めろというものだ」と指摘。被災地ではなく、北海道の刑務所や官僚の住宅修繕工事に使われたと憤りをあらわにする。
消費税増税にも「民主・自民・公明は財務省にマインドコントロールされた」と厳しい。「増税する前にやるべきことがある」と強調する。
「いろんな政党ができて、わかりにくくなった」という有権者の声を意識して「第3極の代表」を押し出し、「けっして政治をあきらめないでください」と力を込める。
小倉南高校卒業、日本大学生産工学部卒業。1995年初当選以来福岡県議4期連続当選。2010年に参議院福岡選挙区に、みんなの党公認で立候補した。趣味はバスケットボール・野球・読書で、北九州社会人バスケットボールリーグ会長を務める。
(候補者紹介は届け出順)
▼関連リンク
・佐藤正夫氏公式ホームページ
【2012衆院選・福岡10区立候補者(届け出順)】
・自民党・前職 山本 幸三 氏(64)
・共産党・新人 高瀬 菜穂子 氏(52)
・みんなの党・新人 佐藤 正夫 氏(57)
・民主党・前職 城井 崇 氏(39)
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