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コダマの核心

自立・持続組織シリーズ(3)~民主党組織には明日はない(前)
コダマの核心
2013年2月12日 10:55

<党員・サポーターで参議院候補投票する決定は、爽やか>
 民主党福岡県連が、【参議院福岡地方区の立候補を志すメンバーの立会演説会を開催して、党員およびサポーターによる投票で決める】と発表した。「これは久しぶりの朗報だ!!」と喜んだ。意味合いは2つある。(1)民主党の結党時の原点に戻ることができる。(2)キャバクラ・岩本参議院議員の三選の可能性の芽が途絶えたことで、信用回復につながるという意味合いである。
 ただし、取材を進めると物事の真相は単純ではない。水面下情報を掴むほどに、『あー、やはり民主党の再生は100%無理だ』という結論に至った。

 今回、任期切れになる岩本議員には、ここまで不始末を公にされても応援する【アホ】な組合幹部の勢力がいるげな――。これには呆れ返ってしまう。貴方たちは、【岩本先生が2期12年でどれだけ溜めこんだのか】を知っているのか!!まさか、接待漬けにされたとは思わないが――。
 まーどうであれ、投票民と日常緊迫感のない参議院議員は権力与党になれば、蓄財に走る気持ちを持てば簡単に金が握れる。握らせる物好きな人たちは、たくさんいらっしゃる。

 もともと岩本参議院議員は昔々、東京都区議の実績をもって福岡市長選に立候補しようとした。この盲動に驚いた山崎広太郎氏が、慌てて市長選に立つことを決断した背景がある。政治貸し借りを与えた岩本氏は、設立間もない民主党の後押しで衆院福岡2区に名乗りを上げた。もちろん落選したが、これを契機に参議院福岡地方区の民主党公認の資格を得た。
 やはり参議院地方区は、2期12年の公認期限の制限をすべきだ。若くして参議院議員になった政治家は、次へ転出すべきである。岩本氏はマイナスイメージを定着させた政治家の実例である。

<「民主党が駄目なら、維新があるさ」>
 さらに取材を深めると、今回の【党員・サポーターの選挙で民主党公認を決定する】方針を画策した張本人が浮かんできた。今回、落選した某代議士である。
 某氏は「早く現役に戻りたい。国会議員として権力を行使したい」と切望するとともに、焦っている。そこで現状分析をした。「岩本議員三選阻止は容易ではない。簡単には公認を得られない」との結論に達した。若手の県会議員、市会議員の一部には人気はある。その地方議員たちが某氏の意向を汲んで、「公募選挙」のムードづくりの動きの先陣を果たしたのだ。【民主党の原点に立ち返る】という動機であれば、この画策は決して卑しいことではない。

 問題なのは、衆議院を落選した福岡県の元代議士たちは、真剣に必死になって次の解散選挙に向けて再起の戦いに奔走し始めた。某氏だけは忽然と≪参議院の議員になりたい≫との一心で、手勢を使って「公募選挙」の先導するのは、動機不純ではないか!!
 某氏!!もし貴方が民主党の公認を取れなかったときには、衆議院小選挙区支部長を辞任する覚悟があるのか。よもやまた、「小選挙区に立候補する」とは言わないでしょうな!!

 ある落選者は、≪民主党の公認が取れなければ、維新の選択もあるさ≫と嘯いていたという巷情報が流れてくる。
 もう日本維新の会は懲りた。「負け犬の落選他党の議員OB を擁立することは止める」と内々の方針を下した。もう他党への転進はあり得ない。それなのに、ふざけた言動を漏らす落選組の存在がある。貴方たちには、再度、民主党の旗を高らかに掲げることに命を懸ける覚悟があるのか!? ないだろう。

(つづく)

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