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求められるリーダーの出現と戦略的街づくり~嬉野温泉街(4)
流通
2013年10月 2日 13:32

<指宿14万人増、鹿児島県もPRに積極的>
onsen.jpg 鹿児島県は温泉地などの観光地のほか、県ぐるみで観光PRにかなり力を入れていることは有名だ。JR九州新幹線の開通により、大きな恩恵を受けた県とも言われているが、AKB48の柏木由紀の観光PRポスターをはじめ、テレビCMを含めたPRに積極的である。九州の温泉地が各地奮闘はしているものの宿泊客数が減少するなかで、鹿児島県全体では2010年の宿泊旅行者数610万人が11年は644万6,120人(従業者数9人以下の施設の1月~3月の宿泊者数を含まない数字)となり、1年間で34万6,120人増(5.6%増)となった。

 このなかで霧島地区は2010年の108万3,959人から11年は94万837人と落ち込んだものの、そのほかの地区(指宿、種子島、屋久島など)は軒並み増加した。そのなかでも著名な温泉地の一つでもある指宿地区は2010年の62万660人から11年は75万7,915人と約14万人増(22%増)となった。指宿は昔から全国の人気宿の上位にランクインされる人気の地区でもあるが、新幹線開業もさることながら、開業と同時に薩摩半島に伝わる竜宮伝説をテーマにした特急「指宿のたまて箱」が運行開始。これも需要の喚起につながったとみられる。まさにJR九州の協力もあっての集客増ではあるが、県をはじめとした自治体も力を入れて観光PRに取り組んだ成果が出たと言っても過言ではないだろう。

(つづく)

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