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高島市長は何をしていたのか!!ホークスのファーム、筑後市へ
文化・スポーツ
2013年12月26日 17:55

nobori.jpg プロ野球ソフトバンク・ホークス2軍、3軍の新本拠地が福岡県筑後市に決まった。応募自治体のなかから1次審査を通過した同市と、福岡、北九州、宮若の4市が2次審査を受けていた。筑後市は、同市が官民一体となっただけでなく、「県南の筑後に」と県南地域が一致団結したのが功を奏した。もちろん、候補地が、九州新幹線・鹿児島本線のJR筑後船小屋駅近くのまとまった民有地で、移動に便利なうえトレーニングの環境も整っていたことや、周辺新本拠地になれば市が土地を購入することによってスムーズに提供できることなどが高く評価されたうえでの結果である。

 それにしても情けないのは、現在、ホークスのファームがある福岡市の高島宗一郎市長である。同じ政令市の北九州市の北橋健治市長が堂々とテレビカメラの取材を受けて、"敗戦の弁"を語っていたのに、結果の報告を自ら一言も語っていない。福岡市の担当課に取材すると、市長コメントは出していないとの回答だった。候補地に決定した筑後市だけでなく、北九州市、宮若市が市のホームページに結果報告を掲載しているのに、福岡市は1行も見当たらない。まるで、ホークスのファーム移転がなかったかのようだ。(いずれも12月26日午後4時現在)

 そもそも高島市長の取り組む姿勢は、ほかの市と格段に劣っていた。
 高島市長の定例記者会見を見てみれば、違いは歴然だ。2次審査のヒヤリングから1カ月たった11月12日。当時は、北九州市が有望だ、筑後市が利便性でまさっているとか巷の下馬評が、ホークスファン同士で酒の肴になっていた頃だ。たまらず、記者が「何かアクションを起こすということはないか」と聞いたのだが、高島市長の答えはどうだったか!
「プレゼンテーションでお伝えしているので、その結果を待っている」。なんたる待ちの姿勢だろうか。
 高島市長は、ホークスの公募直後から「福岡が一番、集客効果が大きい」「移動のスムーズさというのは、格別、格段に強みが福岡にある」と語っており、150万人都市に胡坐をかいていたというほかない。
 筑後市の中村征一市長だけではない、どの市長も誘致に熱心だった。筑後市は候補地が良かった。熱気もすごかった。筑後市民、県南地域住民の取り組みには大喝采をおくりたい。
 それに比べて、高島市長、なんたる大失態か!!野球の本場、米国は、メジャーリーグの球団の下に、重層的なマイナーリーグがあり、それが選手の育成とファン獲得につながり、球団が地域に愛され、野球が国民的スポーツとして愛され続けている。
 庶民にとっては、昼間からスポーツクラブで泳ぐなど、夢のまた夢。福岡市民のささやかな楽しみを奪うとは、万死に値する!!

【山本 弘之】


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