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アジアの英語エリートが勉強のため視聴するアメリカドラマ「フレンズ」
文化・スポーツ
2014年1月17日 07:00

 「日本人は英語が苦手」と言われるが、アジアでも他国に比べて、政情は安定し、「移民」「海外生活」など差し迫った必要性がないのも苦手な理由の1つと言われている。大学時の交換留学も「単位」を取るための手段だったり、帰国後、日本企業に就職しても「英語を使う機会」がなかったり、留学経験者が英語で道を聞かれても戸惑うばかりだ。多くの日本人にとって「英語が話せない」というのはコンプレックスだが、理由として「日常生活で使う必要性がない」以外にも、「一般のテレビで英語放送が見られない」ということも大きい。

tv.jpg 台湾や中国、香港などでは、一般家庭に映るケーブルチャンネルに「CNN」や「FOX」など、欧米系のチャンネルが引かれている。地上波というくくりではないが、大抵の集合住宅はこれらのケーブルを基本的に引いており、料金は無料か、発生しても数百円程度だ。日本で、外国語チャンネルを引こうとすると、アンテナ付きCSやケーブルチャンネルで、アンテナ購入費や基本加入料金、チャンネル追加量などを含めると初期数万円、月に数千円とかかる。一般人の生活には程遠く、日本で「日常のテレビ視聴で英語に触れる」ことはほとんどないのが現状だ。

 中国や台湾、韓国の人たちはテレビで日常的に「英語」を聞ける環境にあり、なかでも、共通して英語に堪能な人は、決まった「番組」を見ることで習得している。その1つが「フレンズ」だ。日本にも様々なアメリカ系ドラマが流入しているが、テロ解決モノの「24」や医療モノの「ER」など特殊なシチュエーション。洋画もフィクションなど日常生活にはあまりない展開が起こるものが多い。

 しかし、「フレンズ」は若者の日常生活を題材にしたシチュエーションコメディ。舞台が割と決まっていて、トーク中心で話が展開しているため、トークの内容も恋愛や食事、文化など我々の日常生活に即している。英語に堪能な通訳者は「フレンズを『まず英語字幕で見て』『次に母国語字幕で見る』と効果的。反対の順番だと、はじめに意味が分かってしまい、英語字幕が見る気がしなくなります」と話す。

 日本人学習者は、DVDをレンタルし、初めに英語字幕で見て、次に日本語字幕で見るのがベスト。ストーリーも面白く、話に引き込まれてしまうため、英語字幕で見た場合「何を言っているのだろう?」と好奇心も湧き、学習効果も高まる。

 フレンズは1994年~2004年のアメリカNBCの放送で、日本では現時点でレンタル視聴が基本。そして現在、アメリカで放送中で、教材としても注目を集めているのが「モダンファミリー」だ。アメリカの様々な家族を描いた人気作で、日本でのレンタル開始が待たれるところだ。英語学習で既存の教材に飽きた方は「ドラマ」を試すのもよいかもしれない。

▼関連リンク
・Friends(1994-2004)


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