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No.029┃株式会社寺子屋モデル 代表世話役社長 山口秀範 氏 | 福岡への提言200
特別取材
2008年4月30日 13:09

先人から受け継いだ宝を引き継ぐ
(株)寺子屋モデルの「教育再生」事業

建設業から教育の道へ

(株)寺子屋モデルは英雄偉人の生き方を通して、正直、勤勉、勇気、責任感といった日本人が伝えてきた徳目を学ぶ現代版寺子屋「あちこちde寺子屋」講座を展開している。
代表世話役の山口社長は大手ゼネコンで15年間の海外勤務から帰国したときの、日本の子ども達のつまらなそうな「顔つき」にショックを受けた経験がある。その顔は世界のどの国の子ども達よりも、つまらなさそうなだと感じたという。この子供たちの表情を変えなければならないという使命感からこの事業を立ち上げた。
「あちこちde寺子屋」の特徴は、地域の方々へ偉人伝講座を実施する「お宮・お寺de寺子屋」、子どもを園に預けたお母さん向けに偉人伝講座を実施する「幼稚園de寺子屋」、情操・徳育と知育を一体にした、新しいタイプの生活塾である「小学生向け寺子屋式生活塾」など、子ども達だけでなく、父親や母親も対象とし、祖父母、親、子の三世代が一緒になって学べる多種多様な場を提供していることだ。

「会社de寺子屋」で「父性の復権」を

父親向けのプログラムとしては、我が家の家訓作りを実施する「会社de寺子屋」がある。仕事を終えたお父さん達が、新渡戸稲造の『武士道』や内村鑑三の『代表的日本人』をテキストに日本の歴史や伝統に関する講義を受け、課題をこなしながら、「我が家の家訓」づくりに取り組む。その原点は山口社長自身が27年前、遙かナイジェリアからわが子達に与えた「い=いつも笑顔でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て」で始まる「いろは七訓」にあるという。
 久しぶりに勉強をするお父さんが子どもの教科書を改めて手に取るなどで、子どもとのコミュニケーションも深まる。
また(株)オーレック(○ページ参照)をはじめ多くの企業が家訓作りを社内に導入しているが、経営者サイドとして刮目すべき効果は、「家庭が円満になり、社員が心おきなく働けるようになる」ことだ。
 家訓づくりを通じて、お父さん達は、「父親らしさ」、家庭における「父性の役割」を確認する。山口社長は言う。
 「『家訓』というものを考えることで、お父さん自身が自分を見直す機会になるのですよ。自分が何を信じているか、何を大事と思っているかを確認することができるのです。それは、そのお父さんの親父さんが言っていたことかもしれない。そして、古典を紐解くことで、その思っていることを、より豊かに、適確に表現することができるのです。」
 家訓づくりを通じて、「父性の復権」が成ったときこそ、家庭が再生し、教育が再生し、この国もまた再生するに違いない。是非、この救国の事業、一度体験なさってはいかがだろうか。百聞は一見に如かず、百見は一行に如かず、である。


[プロフィール]
山口 秀範(やまぐち ひでのり)
株式会社寺子屋モデル 代表世話役社長
昭和23年 福岡県生まれ
昭和47年 早稲田大学卒、大成建設入社/15年にわたる海外勤務を経験
平成8年  依願退職、翌年より国民文化研究会事務局長就任、教育活動開始
平成17年 株式会社寺子屋モデルを設立

会社住所:福岡市博多区博多駅東2丁目5番28号 博多偕成ビル8F
電話:092-411-3055
URL:http://www.terakoya-model.co.jp/

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