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中小食品メーカーの悲痛な叫び
特別取材
2008年10月25日 07:00

 食品の偽装やメラミンやメタミドホスに代表される薬物の混入事件が絶えない。昨年のミートホープ、船場吉兆、今度はヤノフーズのあんこ偽装である。カップめんからは防虫剤が検出されたという。まさに食品テロである。
 食品業界は原材料費と原油価格の高騰というダブルパンチに見舞われた。ミートホープは巨額の利益を生んでいたが、近年偽装するメーカーの多くは、利益を得るためではなく、生き残るために偽装に走るというのが実際のところらしい。
 とりわけ中小の菓子メーカーは、消費者に対して「消費期限はともかく賞味期限に関してはもっと寛大になってほしい」との思いを抱く所が多いとされる。そもそもこの2つを混同する消費者が多いことや、2つの「期限」の意味を理解していない人消費者が多く、あるメーカーの人間は「伝える側のマスコミがもっと食品の事をわかりやすく説明してくれれば」というのが偽らざる心境だという。
 そもそも「賞味期限」はスナック菓子や清涼飲料水など、劣化が比較的遅い食料品に適用されるものである。また、消費期限はパンや弁当といった一定の期間を過ぎると腐りやすく、長期間保存できないものに表示が義務付けられる。今年の2月24日に農水省と厚生労働省が発表した新聞広告では賞味期限について、期限切れを食べるのは「△」とし、消費期限切れのものを食べるのは「×」とした。政府は賞味期限切れの食品を食べる事は否定せず、「△」といった曖昧な態度を取った。
 これに対しあるメーカーは「消費期限を改ざん(偽装)するのは食中毒の危険性も秘めているので人間の生命を脅かす危険性があるが、賞味期限はあくまでも美味しく食べられる期間であり、期限が切れても少しの間は、本来は問題ないはず。しかし、賞味期限切れも消費期限切れとひとくくりにされ、社会からバッシングにあっている。まずはこれら2つを混同しないような報道をマスコミに求め、政府は曖昧な態度ではなく、はっきりとした姿勢を打ち出してもらいたい」と話す。
 中小の食品メーカーは一つの不祥事で破綻に追い込まれる。9月に起きた三笠フーズ事件では加工米業者が問題を起こしたのにもかかわらず、無関係の食用米業者にまで疑惑の目が向けられ、挙げ句倒産した企業もある。ニュース1本で会社も潰れる時代、食品という我々の生活に密接したニュースを取上げる際には、消費者に誤解や偏見を与えないことを肝に銘じなければならない。自戒を込めて・・・。

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