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医療の現場最前線からの提言!(1) 国よ、少子化問題対策を根底から考え直せ!
特別取材
2009年7月 3日 14:09

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 よしみつ婦人科クリニック(福岡市博多区)の吉満院長に、現在の国の少子化対策についてお話をうかがった。
 今、不妊治療の現場では、30代以上の女性からの相談が増加しつつある。男女雇用機会均等法などにより、社会での女性の働く環境も整ってきて、女性たちもキャリアを積みつつある。そんななか、婚期も遅れ、いざ子作りをしようという段になって、適齢期を超えてしまった…そんなケースが多いためだという。
 吉満院長によると、不妊治療の完治率は統計上およそ50%といのこと。それでもなお子どもが欲しいと願う患者のために、吉満院長は日々、患者個人の生活環境をはじめとするさまざまな状況に合わせた治療を実施している。
 実際に不妊治療といっても、単純な投薬療法のみならず、生活習慣の改善など多角的な診療・指導が必要で、完治するまでに7~8ヵ月の期間を要する。1回の診療時間が長くかかることや、週に何度も通わなくてはならないため、働く女性にとって職場に通いながらの不妊治療は難しい。実際、子育て休暇を設けている企業はあっても、「子づくり休暇」を採用している企業は稀有だといわれる。
 吉満院長は「国よ、子育て支援を根底から考え直せ」と提言する。ヨーロッパのように政府による保育所にかかる費用の負担など、教育費の支援といった観点から見ても、日本には子育てをするための費用負担的な受け皿がほとんどない。昨今認められた、子ども2人を乗せた自転車の3人乗りが可能となった法令改正にしても、実際は専用のお高い自転車(6万~10万円はするという)を購入しなければならない。定額給付金などバラマキを行なうくらいであれば、その自転車を無料で子育て家庭に支給するなどの対策を講じるべきではないか。本気で少子高齢化を食い止めたいのであれば、「根本的な子育て支援策の再構築」に留まらず、「子づくり支援」にも着手するべきである。
 そう語る吉満院長のよしみつ婦人科クリニックは、「患者さんとの信頼関係を築く」がモットー。患者さんの話をよく聞いたり、患者さんの状況にマッチした説明をすることが重要で、さらに診察は診察台で内診をすることも多いので、1人にかかる診療時間は他の科よりも長くなるとのこと。できるだけ患者さんの待ち時間を少なくし、診療時間を十分確保するために予約制を採用している。患者さんの立場に立った、懇切丁寧な治療が好評を呼んでいる。博多駅前に立地するこのクリニックは、働く女性にとっても通いやすいロケーション。不妊等でお悩みをお持ちの方は、一度相談してみてはいかがだろう。

■よしみつ婦人科クリニック
院長プロフィール
吉満 陽孝(よしみつ きよたか)
昭和29年生。昭和54年、鳥取大学医学部卒業。
昭和54年、九州大学医学部婦人科学産科学教室入局。
平成1年、医学博士号取得。福岡大学医学部産婦人科講師。
平成2年、福岡大学病院にて体外受精・胚移植治療を開始。
平成6年、福岡市にクリニックを開設。

<所属学会 >
・日本産科婦人科学会
・日本不妊学会
・日本受精着床学会

〒812-0011  福岡市博多区博多駅前2-1-1 福岡朝日ビル7F
TEL・FAX:092-414-5224
診療科目:婦人科
診療日:月曜~土曜(日祝休診)
URL:http://www.ne.jp/asahi/clinic/yfc/

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