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特別取材

中村もときさんが語る、半世紀のアナウンサー人生(下)
特別取材
2010年12月 1日 08:00

<ピーク時に番組終了。今後は写真家に>

 「僕は今年で69歳になって、正直70歳になったら(現場から)引かないかんと思っていました。通勤ラジオで引退とも考えておりましたが、予定よりも1年早い今年の10月1日に11年半の番組終了を迎えてしまいました。幸いにも驚異的な聴取率を維持したまま辞めれた事、みなさんに喜んで頂いてピーク時で辞める事が出来た事で自分の美学を通せたと思います。通勤ラジオは、平均聴取率は3%で、特に40代は9%でした。朝の時間帯ではテレビを含めてトップでした。辞めた日はみなさん惜しんでくれて、昼も夜も送別会を開いてくれたんです。本当にありがたかった。これもKBC様々ですよ。これからはこちらから売り込みはしません。のんびりしたいと思います。出版社から写真の方で出版を依頼されているので、それに専念したいと思います」。
 中村さんはアナウンサー時代から数々のコンテストで入賞したほどの写真の腕前。過去に博多百景4,000(海鳥社)を発刊するなど、今後は写真界での活躍が期待される。だが中村さんは、福岡の企業経営者の間でも相変わらずの人気者である。これから年末年始にかけて、忘年会やパーティーの司会に引っ張りだこだ。通勤ラジオ引退から約2カ月が過ぎたが、半世紀福岡の顔として頑張ってきた中村さんは相変わらず多忙な日々が続いている。だが、多忙のなかでも取材中に見せる笑顔は、とても充実感に満ちたものだった。

(了)

【矢野 寛之】

<プロフィール>
中村もとき氏中村もとき(なかむら・もとき)
 1941年7月10日、福岡市生まれ。西南学院大学商学部卒。大卒後、RKB毎日放送に入社。若者向け深夜ラジオ番組、夕方のワイド番組などで人気を集めた。RKB退社後、フリーとなり、99年4月よりKBCの「中村もときの通勤ラジオ」のメインパーソナリティーとなった。通勤ラジオ終了後は、アナウンサー時代から数々のコンテストに入賞した腕前を持つ写真業を本格化させる。


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