福岡県、県庁敷地内に水素ステーションを造成
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移動式水素ステーション
12月1日、福岡県庁庁舎の敷地内に、福岡市内では初となる、商用水素ステーションが営業を開始した。平日のみ営業しており、予約なしで利用が可能。水素料金は、トヨタの燃料電池自動車MIRAI(大きさは普通自動車程度)を空の状態から満タンにして5,000円程度で、その場合の充てん時間は3分程度。
福岡県は14年8月に「ふくおかFCV(燃料電池自動車)クラブ」を立ち上げ、FCVの導入と水素ステーションの整備を進めてきた。今回は、県が水素ステーション設置場所の造成などを行い、民間事業者の岩谷産業(株)(本社:東京都港区、野村雅男代表取締役社長)が移動式水素ステーションの設置・運営を行う。同社は、14年10月に、九州で初となる商用水素ステーションを北九州市小倉北区にオープンしており、15年末までに水素ステーションを全国で20カ所建設する目標を掲げ、今回で11カ所目の開所となる。【川元 浩明】
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