2024年04月17日( 水 )

プロ野球・西武黄金期を支えた伊東勤氏 福岡市で野球殿堂入り祝賀会開催

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伊東 勤 氏

 1月20日、福岡市中央区の西鉄グランドホテルで、元プロ野球選手の伊東勤氏(熊本市出身)の野球殿堂入りを祝う式典が開催された。会場には、九州のプロ野球関係者や親交の深い知人、友人ら約180名がお祝いにかけつけた。

 式典では、冒頭にこれまでの伊東氏の活躍をまとめた映像が流され、とりわけ西武時代のプレーには会場から大きな歓声があがった。登壇した伊東氏は「昨年、殿堂入りの連絡を頂いたときには、恐れ多くて正直辞退しようと思いました。それでもこれだけ多くの方に喜んで頂けることに、感謝したいと思います。今後も解説者として、また2020年のオリンピックに向けて、野球界の発展に寄与したい」と力強く語った。昨年10月、侍ジャパンの強化副本部長に就任している。

 伊東氏は野球殿堂2017年度プレーヤー部門表彰者として選出。野球殿堂は日本のプロ野球などで顕著な活躍をした選手や監督・コーチ、また野球の発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称え顕彰するもので、プレーヤー部門はベテランの野球報道記者から投票で選出される。

 伊東氏は現役時代、捕手として歴代3位となる2,327試合に出場。西武ライオンズ黄金時代のチームの要として活躍。引退後は2004年から07年まで西武監督、09ワールド・ベースボール・クラシック日本代表総合コーチ、12年は韓国プロ野球・斗山ベアーズのコーチを、13年から17年まで千葉ロッテマリーンズの監督を務めた。

【東城 洋平】

 

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