インフルエンザの猛威、ピーク越えも油断できず~福岡
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インフルエンザの流行が全国的に続くなか、福岡ではその勢いがやや鈍っている様子がうかがえる。
福岡県と福岡市、北九州市、久留米市、大牟田市が発表している、インフルエンザによる学級閉鎖・学校閉鎖を行っている施設数を集計すると、以下の通りとなる。前回NetIB-Newsが集計した1月24日と比較すると、施設数は大きく減っていることがわかる。
また、インフルエンザ流行の度合いを示す指標として使われる「定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の受診者数」は、18年4週(1月22日~28日)は77.35。83.99を記録した18年3週(1月15日~22日)に比べると、やや下がっている。福岡県感染症対策係の担当者は、「学級閉鎖の数、定点あたりの患者数ともに下がってはいるが、『下火になった』というには材料が足りない。定点あたりの患者数のグラフを見ればわかるように、下がったとはいえ例年以上の大流行状態であることは変わらない」と改めて警戒を呼び掛けている。
インフルエンザの予防には手洗い、患者が感染を広げないためにはマスク着用。「かからない、うつさない」ための対策を万全に。
【深水 央】
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