2024年11月01日( 金 )

第99回ライオンズクラブ国際大会~福岡市LC同歩調のサポートを

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(株)信栄自動車 代表取締役会長 堤田 智 氏

 来年6月に福岡市で開催「第99回ライオンズクラブ国際大会」が開催される。国際協会337‐A地区の2Rと4RのLCはホスト地の福岡市にあるライオンズクラブ(以下、LC)としてホスト役の要となる。その2Rに属する福岡誠ライオンズクラブの前会長であり、(株)信栄自動車代表取締役会長の堤田智氏(以下、堤田会長)は、「この大会開催は全世界へ福岡市の存在を知らしめる絶好の機会」だと語気を強める。

大切なのは福岡市のLC会員が同歩調で臨むこと

 堤田会長は「第99回ライオンズクラブ国際大会」の“おもてなし”については、福岡市のLC会員一丸となって支えていきたいと考えている。開催地の足元がしっかりと大会を支えるためにも、会員総出で臨む心構えが必要だというのだ。福岡市を、そして日本を、全世界へアピールするチャンス。福岡市の名を広く認めてもらうためにも、皆、同歩調で行う必要がある。実行委員会以外のLC会員一人ひとりが力を結集し、運営の現場で奉仕することが必要だ。特に2Rと4Rには、その意識が求められる。

(株)信栄自動車 堤田 智 代表取締役会長<

(株)信栄自動車 堤田 智 代表取締役会長

 先日、337複合地区のLCを対象とした第99回ライオンズクラブ国際大会についての説明会、九州フォーラムが福岡市内で行われた際、日ごろ接することがない県外のLCと同じ卓に着き、運営事務局のグループ・リーダーのもとで、忌憚なく、前向きな言葉で意見交換をおこなった。九州各地から様々なLCが集まり良い意見発表の場だったが、ホスト地としての責任を果たすために、具体的にどのような手段で大会運営をサポートすればいいのか、そのために今どのような準備がなされているのかということについては、まだ会員たちに公開されていない。大会の主催はアメリカの国際協会本部にあるため、重要事項の決定に時間を要するという事情は分かるが、ホスト地のLCとしては、一刻も早く詳細を知りたいところだ。
 「この大会によって、福岡市の名が全世界に知られることになります。福岡市全体で、海外や日本中のお客様を迎え入れるホスト役であるという意識を持つ必要があります。私たちは支える力を提供します。しかし力を統率するには、専門的な教育された“行政”という力が必要です。福岡市や福岡県、福岡県警と、具体的にどのような連携が取れているのか、もっと詳しく伺いたいところです」(堤田会長)
パレード時の交通整備や移動時の誘導、九州各地を視野に入れた観光案内を含めた案内書での応対など――これらの“おもてなし”をホスト地のLCで支えたいという

 各LC内での熱意を高めるためには、各々のLCに在籍する各福岡市議同士で意見交換の場を持ち、アイディアなど、実行委員会を通して福岡市へ提言してもらうなど、会員側からアプローチできる場もあるといいのではないか。福岡市ぐるみのおもてなしはLCや国際大会実行委員会の役職についていないLC会員などの協力も必要であろう。だが、そのような立場の会員に運営の意思を伝達するには、時間がかかるし、運営側だけでは想定できないこともある。そのためにも早めに皆で情報を共有し合う場が必要ではないか。

現場で運営をサポートするには若い力が必要

 「今後のLCについては、ただ会員数を増やすというのではなく、LCの本当の魅力で若者を引き付けたいものです」と堤田会長は言う。奉仕活動に対して受身の若者もいれば、人間関係をビジネスライクに考える若者もいる。そういう若い人たちはなかなかLCに定着しない。組織の拡大よりも、内部の充実を重視し質を高めたい。

 「LCのいいところは、世代を超えてフラットに付き合える真の仲間ができることですよ。集まれば常に、“今の時代”で切磋琢磨する経営者の智恵や新しいものの見方が学べます。私のように80歳ともなると、同世代同士では前向きな刺激はなかなか得られません。LCに入会して本当に良かったと思いますよ」(堤田会長)

 LCの奉仕活動の魅力は、なかなか社会の表面に浮上してこないような目立たないところに日を当てるところにある。例えば芸能人が関わるボランティア団体などは、資金力も認知度もあり大きな社会貢献ができる。だが、そのような団体や行政では支援の手が行き届かないところもある。そこを支援するのがLCなのだ。「入会したばかりのときは、街頭で献血を呼び掛けることなどに羞恥心も感じるかもしれません。しかし続けていくに従って、社会の貢献することが自然と誇らしく感じられてきます。そのためにも一度入会したら、続けて欲しいですね。そうすると、本当のLCの良さも、奉仕活動の真意もわかってきます」(堤田会長)

 同様のことは、他LC会員からもよく聞く。特に若手が、「最初はLCがどういうところかすら分からなかったけれど、1年間、役職を経験するなどして活動に深く関わってみることで、徐々に分かってきました。今は私にとって貴重な場です」と語ってくれたことがある。そう堤田前会長に伝えると、「おっしゃるとおりですよ。最初は人からの紹介で入会したとしても、続けることによって、様々な考えを持つ経営者たちと付き合うことで、自分自身の人間力が磨かれていきます。この、人間力が磨かれていくということこそが、LCで得られる一番の宝です。ライオンズクラブは人格、格調の高さに惹かれた人々が集い、対外的に評価される組織であることを、もっと多くの人々に知っていただきたい。そうすれば若い人たちもその魅力に惹かれて、率先して入会したいと思うでしょう」と目を細めた。

 海外から福岡市を訪れる方々に、また日本に来たいと思ってもらいたい――第99回ライオンズクラブ国際大会をサポートする国際協会337‐A地区の2Rと4R LC会員が一丸となってこれを叶えるのが、堤田会長の願いだ。

<COMPANY INFORMATION>
信栄自動車(株)
所在地:福岡市中央区那の津5-4-18
代 表:堤田 秀雄
TEL:092‐771‐9048
FAX:092‐781‐4637
営業時間:午前8時30分~午後6時(日・祝日休み)

 

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