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今、中小企業の安定的経営、成長のために必要なもの~小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!(1)
連載コラム
2011年2月11日 07:00

 はじめまして。日本人事経営研究室(株) 代表取締役の山元浩二と申します。弊社は、人材育成を通して企業の成長を支援する、人事評価制度専門のコンサルティング会社です。これまで培ってきたノウハウを元に、本日より6回の連載で、人事評価制度の概略、必要性とその仕組み、そして実際の効果までをお伝えして参ります。
 第1回目は、人事評価制度とは何か?ということについてです。

 「人事評価制度なんてつくっている暇があったら、目の前の商品を売って少しでも売上を上げるほうが先だ」。
 そう考えている(考えていた)社長さんも多いと思います。人事評価制度がなくても業績が好調の会社、あるいは、一度人事評価制度を導入したけれど、思うような成果が上がらなかったから必要性を感じないという会社も多いものです。
 
 そもそも、人事評価制度とはどのような制度を指すのでしょうか。評価制度というと、イコール「査定」のようなイメージを持たれる方が多いのですが、それはその一面でしかありません。
 人事評価制度は、継続的に社員を成長させる仕組みであり、人材育成を通して経営目標を達成することが本来の目的です。そのためには、前提として経営計画書の作成が必要です。経営計画書がないと経営目標が明確にはならないからです。
 会社がどのような方向を目指すのか、そのためにはどのような人材が求められるのか、によって評価制度は変わってきます。つまり、評価制度は会社のビジョンや経営戦略と結びついていなければならないのです。ところが、この本来の目的を見失っているケースが非常に多いのです。
 また、こうも言えます。人事評価制度をうまく活用すれば経営目標、社長の将来のビジョンを実現することができるのです。それは、会社の方針や戦略にもとづいて社員を動かすには人事評価制度が必須だからです。特に、社員数10人を超える会社では人事評価制度がないと、全社員のベクトルを揃えるのが不可能と言い切っても過言ではありません。

人事評価制度は、経営目標を達成するための手段として用いる

 次回は、なぜ会社の成長には人事評価制度が必要なのか?その理由をお話します。

(つづく)
■「小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!」セミナー開催

日 時: 2011年4月7日(木) 17:30~20:00(受付開始17:00)
会 場: TKP天神シティセンター【S-2】
      福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル8F
参加費: 1名様/5,000円(税込)
お問合せ: 日本人事経営研究室(株) 担当/新谷陽子
        TEL:092-433-5546

※お申込みはこちら >>


<プロフィール>
山元 浩二氏山元 浩二(やまもと こうじ)
・1966年福岡県飯塚市生まれ。成蹊大学卒業後、地元福岡の銀行へ入行。新規開拓専任者として活躍し、行内No.1の実績を残す。銀行退職後、コンサルティング会社立上げを経験。2001年独立、日本人事経営研究室株式会社代表取締役に就任。
・人事評価制度改革に関わった、170社超のコンサルティング実績を活かして独自の運用理論を確立。人事評価制度の運用に失敗した企業の"駆け込み寺"的存在となっている。
・2010年8月に初の著書『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!(中経出版)』を出版。アマゾン書籍ランキング【総合】1位、発売後1カ月半で増刷4刷になるなど、中小企業のための人事評価制度の指南書として、全国で大きな反響を呼んでいる。

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