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金子健次・柳川市長2期目の抱負(前)~豪雨災害からの復旧、防災対策
行政
2013年5月22日 15:42

 柳川市長選(4月14日投開票)で再選を果たした金子健次市長にNET-IBが独占インタビューし、2期目への抱負を聞いた。

(聞き手:山本弘之)

<災害の記録を冊子にまとめ後世に>
 ――昨年の九州北部豪雨災害では、大きな被害を受けましたが、復旧・復興はいかがですか。

kanekosityo.jpg 金子健次市長(以下、金子) 昨年7月14日の九州北部豪雨では、沖端川と矢部川の堤防が決壊し、本市の3分の1が浸水し、被災されたみなさまや復旧復興にご尽力いただいた方々には大変なご苦労をおかけしました。2,000人のボランティアの皆さん、支援物資や義援金をお寄せいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 昨年の豪雨災害を教訓として今後の防災・減災に生かすために、「災害の記録」を冊子にまとめ、後世に残すことにしました。1,000部作り配布し、今増刷しております。また、浸水した水位の表示板を、堤防が決壊した中山と六合を中心に10カ所に設置し、災害の記憶を風化させることなく、行政と市民が一体になって災害に強い安全安心なまちづくりを進めていく決意です。

<「中山の大フジありがとう」>
 ――鹿児島の災害や、雲仙普賢岳の災害を取材した経験から思うことですが、地元の住民にとっては、災害が発生したときだけでなく、復旧・復興するまで毎日が被害の継続といえますから、忘れられないことが大事ですね。

 金子 そうなんです。堤防が決壊した中山の樹齢300年の大フジが見事に開花したときに、全国に報道していただいたのもありがたかったです。大水をかぶったのですが、樹木医にも来ていただき、地元の住民が手当てを続けて、4月18日の開園式に合わせたかのように、今年は早く咲きました。取材を受けたときに思わず「中山の大フジありがとう」と答えたら、それがニュースで伝えられました。

<堤防強化などへ195億円、避難体制にもしっかり取り組む>
 ――いよいよ梅雨入り目前。今後の防災対策の進捗はいかがですか。

 金子 私は、2期目にあたって最優先課題の一つに、防災・減災をあげました。
 防災については、昨年のような災害が2度と起きないように、国・県にも強くお願いして、決壊した中山と六合の堤防は、出水期までに完全復旧します。今後5年間で約195億円をかけて、沖端川と矢部川の堤防の強化や河川の浚渫、浸水対策を進めるとともに、橋2カ所(大門橋、出の橋)の架け替えや堰の改良などを実施してまいります。内水を排除するためのポンプ場の改修なども進めます。
 昨年の豪雨では連絡体制や避難所での対応などが不十分だったことから、防災計画やマニュアルの見直しにしっかり取り組んでいきます。防災行政無線を整備しましたが、スピーカーの設置個所を増やすなど迅速・確実な情報伝達に努めていきます。
 お年寄りや障害者など避難に援助が必要な"災害弱者"の支援などをしていただく自主防災組織の育成も進めますし、いざという時に備えておくことが大事ですので、実際の災害時に対応できるように、より実践的な避難訓練を日ごろから実施していこうと思っています。

 ――1期目は、固定資産税の一本化など合併の課題を解決し、いよいよ2期目。金子市長の手腕を発揮するが楽しみな4年間です。どのような将来ビジョンをお持ちですか。

 金子 私は、2期目の最優先課題として、防災・減災対策、産業の活性化と定住化対策、計画的な事業実施と健全財政の堅持の3つを掲げました。柳川市の将来像としては、まず第一に「おもてなしの心 日本一のまち」を目指してまいります。先人から受け継いだ魅力ある柳川にさらに磨きをかけを、観光などの産業振興、子育て、教育、福祉、行財政改革を進めていきます。

(つづく)
【山本 弘之】

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