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微生物の力で"消滅型"の時代を創る(後)~(株)シー・アール・シー
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2013年10月31日 07:00

<自己処理する時代へ>
 安定した生ごみ分解のために、SA菌を含む安定した微生物と、そのための担持体(吸着や触媒活性を示し、ほかの物質を固定する土台となる物質)および調整材。『シンクピア』は、その両方を兼ね備えることに成功した。あらゆる生ごみに対応する「シンクザイム」は、自然界から採取したバイオ菌を培養し、最適な種類をブレンドした微生物。そのシンクザイムとの相性がぴったりの微生物ハウス「クラゲール」は、多孔質構造でバイオ菌が高密度に棲息し活動することを可能にした。

sinkpia2.jpg これに着目し、現在『シンクピア』の九州総括代理店として販売を手がけるのが(株)シー・アール・シー(福岡市東区、江川洋代表)だ。同社は臨床検査業界において九州ナンバーワンの地位を築くなかで、人間の生活を細菌というミクロの世界から見つめてきた。そのなかで「食の安全・安心」にも関わり、そこから食品廃棄物の問題に関心を寄せ、現在に至る。
 『シンクピア』はすでに多くの施設や住宅で導入されているが、たとえば11年10月、(株)セブン&アイ・ホールディングスが運営するイトーヨーカドーの一部店舗で導入。また、12年11月にリニューアルオープンした、西日本高速道路(株)(NEXCO西日本)運営の大分自動車道山田サービスエリア(SA)下り線でも導入された。食品廃棄物処理を最新のエコ技術という観点から見た場合、"消滅型"に期待が寄せられている証左だろう。

 生ごみの排出削減は、企業、家庭にとってコストダウンに直結する。環境にもやさしい。また、オガクズなどで堆肥化する"堆肥型"と違い、"消滅型"は臭い、汚れ、騒音に対するメンテナンスも比較的容易で、維持費も一定度抑えられる。地球環境が見直されるなか、企業も家庭もそれぞれが「生ごみを自己処理する時代」へと変化が求められており、そんな時代だからこそ『シンクピア』の真価が発揮されるだろう。

(了)
【大根田 康介】

≪ (中) | 

<COMPANY INFORMATION>
(株)シー・アール・シー
シンクピア事業部

所在地:福岡市東区松島3-29-18
TEL:092-623-2130


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