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福岡への提言

電気設備機器で福岡の発展に貢献~(株)ヤシマ・集地社長
福岡への提言
2011年1月 1日 13:00

(株)ヤシマ 代表取締役社長 集地 義治

<大手電設会社からの特殊な注文にも細やかに対応し高い評価を得る>

信頼の製品を作り続ける自社工場 福岡空港国際線ターミナルにほぼ近い東那珂に本社および工場を有する「株式会社ヤシマ」。ここは、主に九電工が設備工事の際に利用する「架台」と呼ばれる受配電設機器の製造を請け負っている会社だ。「架台」というのは簡単に言えば、電気ケーブルを載せておく台である。みな同じようなものだと考えられがちだが、建物や用途によってその形状はまちまちで、同じような仕様での既製品化はなかなか難しいと言われる。
 そんな同社製品が納入された先の建築物を思い浮かべると、種類の多様さがわかる。古くは渡辺通の電気ビル、天神地下街や天神地区の主立ったビル群、福岡市庁舎、福岡空港国際線ターミナル、百道浜の放送局や電機会社のビル群、箱崎の焼却場や御笠川の下水処理場、宮若市の自動車工場や大分市の精密機械工場などなど。つまり、九電工が手がけた大型案件には、同社の技術が採用されている。変わったところでは熊本県南部から福岡県筑紫野市まで九州を縦断している電線の鉄塔でも使われているという。
 「納品先によって全く形状の違う製品を作ることは、ある意味、効率が悪いのです。しかし、要望のひとつひとつにきちんと応えてきたことや、他社が手を出しにくい特殊な設計の製品を短期で納めてきたことなどが、弊社を高く評価してくださっている理由だと思います」と集地社長は胸を張る。だが、順調な業績を堅持してきた同社でも、昨今の公共工事の減少や一部製品の既製品化により、ビジネス環境が厳しくなっているという。集地社長は「技術力を磨いていくしかないですね」と気を引き締め、専業に邁進していく考えだ。

<福岡に出てきて60年 製造販売に専念し信頼を維持>

 集地社長が生まれ故郷の鹿児島県から福岡に出てきたのは、ちょうど60年前の1950年4月。弱冠二十歳の頃で、義兄が経営するラジオ店で働くようになる。その後、電球ソケットやラジオの販売会社に就職し、実績を積み上げた。やがて個人商店として独立、その頃は電線の材料やスリムライン(蛍光灯)、ランプなどを取り扱い、ガス会社などに納めていた。
 「当時は雨が降るとすぐにランプが切れていました。注文が増えるので結構儲かりました」と、集地社長は笑いながら、その当時を懐かしむ。
 1966年に入社した日新電機鉄工(株)では、現在の取引先にもつながる九電工や九州山光社を顧客開拓した。
 自信を付け、1977年に独立し、1979年に有限会社として法人化することになるが、現在まで、集地社長は電気設備関連機器の製造販売に専念してきた。バブル期など業績もグンと伸びた時期もあったが、製造業以外の分野に手を伸ばさなかった。
 「他社のなかにはマンションなどの不動産業に進出し、結果、倒産したところもあります。しかし弊社ではそんなことをしませんでした。公共工事が少なくなり、確かに安閑とはしていられない状況ですが、これからも良質の製品を送り出し、信頼を落とさないように頑張っていきます」と集地社長は誓う。

<プロフィール>
集地 義治(しゅうち よしはる)集地 義治(しゅうち よしはる)
1930年、鹿児島県生まれ。50年、「御笠ラジオ店(福岡市)」入社。66年、「日新電機鉄工㈱」入社。79年、「(有)八洲電機工業」設立。社名を「(株)ヤシマ」とし、株式会社へ改組、現在に至る。

<会社概要>
(株)ヤシマ
代表者:集地 義治
所在地:福岡市博多区東那珂2-21-21
設 立:1979年10月
資本金:1,000万円
TEL:092-474-4145

※本稿は以下の書籍に掲載されています。

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