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2016年12月26日 10:29

ビタミンC誘導体とは?(前)

日韓ビジネスコンサルタント 劉明鎬(在日経歴20年)

 ビタミンは、少量でも私たちの健康を維持するうえで、なくてはならない必須栄養素である。ところが、ビタミンは私たちの体内では生成されないため、私たちは食べ物を通してビタミンを摂取しないといけない。現代人の日常生活は、どうしてもビタミン不足に陥りやすく、私たちはサプリメントなどをとることで、ビタミンを補充したりする。

 ところが、私たちに1日に必要なビタミンの摂取量は大体100mgくらいであるが、これは必要な最小量であって、美容に効果を期待するためには1日2,000mgを摂取したほうがいいとのことだ。ビタミンは水溶性で水に溶けやすいので、とりすぎても体内に蓄積されず、必要以上の量はそのまま排泄されてしまう。その結果、ビタミンが蓄積されていないので、肌には十分に供給されないのが実情のようだ。

supplement ビタミンCはよく知られているように、抗酸化効果や美白効果など、肌に良い効果がある。肌は紫外線に当たると、活性酸素が発生して老化してしまうが、ビタミンCは活性酸素を除去し、老化を防止してくれる。また、皮膚の基底層にはメラノサイトという物質があって、メラニン色素を生成するためシミなどができるが、ビタミンCはこのような色素の生成を抑制する効果もある。それに、最近の研究によると、ビタミンCはニキビの治療にも優れた効果があることが判明している。ビタミンCには皮脂抑制効果があって、余分な皮脂を押さえることで、毛穴の詰まりを減らしたり、にきびの原因と言われているアクネ菌の繁殖を抑制したりする。それ以外にも、ビタミンCは真皮の70%を占めているコラーゲンの生成を促進する効果があり、肌の弾力を維持するのに大きく貢献している。

 このように、ビタミンCにはとても素晴らしい効果があると言われている。だが、天然ビタミンCは、化粧品としては扱いづらい成分でもある。
 天然ビタミンCは空気に触れるとすぐ酸化してしまうし、分子サイズが大きくて、肌に吸収されるのが難しいし、それに刺激が強く、構造が不安定で、温度または熱に弱くて、利用が難しい側面があった。

 このように、天然ビタミンCのアスコルビン酸に他の物質をくっつけて構造を変え、安定性を良くしたものが「ビタミンC誘導体」である。ビタミンCに何をくっつけたかによって、誘導体の効果には差がある。
 ビタミンC誘導体は肌に吸収されると、酵素の働きによってゆっくり時間をかけながらビタミンCに戻る。ビタミンC誘導体はそのような意味で、ビタミンCの有効成分をとても効率良く肌に吸収させる方法である。
 そのため、最近、ビタミンC誘導体の皮膚改善効果の研究成果が急速に上がっている。ビタミンC誘導体には、いろいろな種類があるが、大きく分けると、3つのタイプがある。「水溶性」と「脂溶性」、それとその2つの性質を合わせて持っている新型である。

(つづく)

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