2024年04月20日( 土 )

フォントワークス、世界最大の書体メーカー米Monotypeと戦略的業務提携

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 ソフトバンク・テクノロジー(株)の子会社であるフォントワークス(株)(本社:福岡県福岡市、原田 愛代表取締役社長、以下「フォントワークス」)は4月11日、世界最大のフォントメーカーであるMonotype Imagingと業務提携したと発表した。
 これにより、4月11日よりMonotypeが有する9,000以上の欧文・多言語フォントを年間契約で利用できる年間定額制フォントサービス「Monotype LETS」を開始する。

 「Monotype LETS」には、Helvetica、Frutiger、Optimaなど世界的に有名な欧文フォントや多言語フォントを含む9,005書体を収録。
 標準的なラテン言語のほか、キリルやギリシャなどを含む89言語に対応する拡張ラテンフォント:647書体や、デーヴァナーガリー:13書体、アラビア:119書体、タイ:34書体など、幅広い多言語対応フォント、Neue Frutigerに合う書体として開発されたMonotype初の日本語フォント「たづがね角ゴシック」など幅広く収録されている。

 フォントワークスは4月1日から代表取締役社長CEOとして原田愛氏が就任し、体制が大きく変わった。原田氏は就任に対し「新たな文字文化で社会に貢献するためにも、今後は未来で生かされる場面を想定しながら視認性・可読性に優れた書体を追求し、開発に力を入れていきたい」とコメントしている。

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