2024年04月26日( 金 )

コーセーアールイー、2018年1月期第1四半期は売上高63億円を計上

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 (株)コーセーアールイー(本社:福岡市中央区、諸藤敏一代表)は8日、2018年1月期第1四半期(17年2月1日~4月30日)の決算短信(連結)を発表した。
 これによると、第1四半期の売上高は63億1,864万円、営業利益は11億9,010万円、経常利益は11億8,954万円、四半期純利益は7億925万円となった。前年同期比を見ると、売上高で188.0%、営業利益で378.1%、経常利益で397.9%、四半期純利益で457.6%となる。大幅に増加しているが、同社は「この期間に物件の完成、引渡しが集中したため」としている。

 ファミリーマンション販売事業ではグランフォーレ大橋南、グランフォーレ西新レジデンスの2棟41戸を完成させたほか、繰り越し在庫の引き渡しを完了。当期完成予定の2棟61戸の販売を継続しつつ、次期完成予定の1棟25戸の販売を開始した。この結果、売上高は25億9,576万円、セグメント利益は5億4,730万円となっている。
 資産運用型マンション販売事業は売上高35億6,491万円、セグメント利益は6億9,279万円。不動産賃貸管理事業は売上高1億796万円、セグメント利益は4,215万円。ビルメンテナンス事業は売上高3,711万円、セグメント利益は368万円。その他の事業は売上高1,288万円、セグメント利益は766万円となっている。

 今期の業績について、同社は「国内景気は緩やかな景気回復基調にある。開発コストの上昇による販売価格上昇の影響が懸念されるが、低金利政策が継続しているために市況は堅調に推移している。当社グループはファミリー、資産運用型マンションの販売を継続して行い、新規物件の開発に取り組んだ結果である」としている。

【深水 央】

 

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