2024年04月25日( 木 )

福岡県の厚生・労働・環境の課題に取り組む原中誠志県議

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

県民生活に密接した委員会

原中 誠志 福岡県議

委員長就任祝賀会

 保険医療介護部(厚生)、福祉労働部、環境部という県民の暮らしに密接した3つの部署を所管し、福岡県議会で最も大きい委員会といわれる厚生労働環境委員会。今年5月22日、同委員会の委員長に、民進党・県政県議団の原中誠志県議が就任した。原中県議は2011年4月、福岡市中央区選挙区で初当選し、現在2期目。「オール福岡の視点」を政治理念に掲げ、福岡市のごみや産業廃棄物の処理など環境問題に熱心に取り組んできた。それだけに、今回のポストは、原中県議にとって念願とも言える。

 8月10日、福岡市内で、原中県議の厚生労働環境委員長への就任を祝う会が支持者らによって開催された。原中県議は、集まった人々に県政報告を実施。7月に発生した九州北部豪雨の被災地の状況について、旧杷木町や東峰村では、土石流と流木による被害で道路が寸断され、車や重機が入れず、「復旧の緒にもついていない」などと、現地視察に基づき細かく説明。また、被災者救済に尽力したDMAT(災害派遣医療チーム)や関係医療団体、県庁職員(延べ1,330人)による現地行政支援などへの謝辞を添えた。

 就任直後の5月28日には、約2万m3のゴミが1カ月近く燃え続けた嘉麻市産廃火災が発生。原中県議は、直ちに現地へ赴き、野積みになった大量のゴミ山が内部からくん焼し、難航していた消火活動の状況を把握。そのときの経験にも触れ、「就任後、すぐに災害が発生したことで、問題解決に向けて不足とされる部分に気づかされることになった。これから2年、関係団体、県職員、同僚のご協力をいただきながら、さまざまな課題に挑んでいきたい」と、決意を語った。

【山下 康太】

 

関連記事