飯塚市・嘉麻市・桂川町が合同で、「テニスのまち」目指す
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飯塚市は、隣接する嘉麻市や桂川町と連携し、テニスを核としたまちづくりを進めていくとして、8日、飯塚市議会協働環境委員会に対し、「嘉飯桂圏域テニスのまちづくり計画」の報告を行った。
計画の期間は2017年度から21年度までの5年間。テニス教室の開催や、テニスコートの整備を進めたうえでテニス大会の誘致などをして、市民レベルでテニスに興味をもってもらい、地域活性化へとつなげていきたい考え。同市では毎年、10~20カ国の選手が訪れる「飯塚国際車いすテニス大会」を開催している。同大会は1985年から始まり、「イイヅカ方式」と呼ばれる多くの市民参加型ボランティア支援による運営方式により、世界最高峰のスーパーシリーズに格付けされる大会へと発展。国際交流の推進や地域活性化、観光振興などに寄与している。
34回目となる今年の大会(5月14日~19日)では、会場近くに2市1町の観光スポットを紹介する特設ブースを設けるなどして、PRイベントを行っていく予定。また同市は、2020年開催の東京パラリンピックにおける、南アフリカの車いすテニスチームの事前キャンプ地として内定している。
今回の「テニスのまちづくり計画」は、こうしたこれまでの活動や実績を踏まえて進められているもので、計画の概要が固まり次第、3月下旬にも市HPで公表する見通し。関連記事
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