2024年04月25日( 木 )

日経平均株価3連騰~前日比+354.80円

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 9日のダウ平均株価は【表3】の通り、2日続伸し、前日比+440.53ドルの2万5,335ドル74セントと、2万5千ドル台を回復して取引を終えている。
 その流れを受けて、東京市場における12日の日経平均株価も寄り付きから値を上げ、一時500円を超える局面も見られたが、終値は前日比+354円80銭の2万1,824円03銭で取引を終えた。ドル円は106円60銭台で推移している。
 その動きを受けて、九州地銀8行の株価も全銘柄が上昇した。【表2】を見ていただきたい。

この表から見えるもの

◆大きく値を上げたのはふくおかFGで前日比+22円の551円(騰落率4.2%)。次が十八銀行で前日比+10円の282円(騰落率3.7%)。続けて宮崎銀行で前日比+115円の3,390円(騰落率3.5%)が目につく。

◆ただ九州地銀8行(含むFG・FH)のうち、昨年3月末の株価を超えているのは3行あるが、超えていない銀行は5行ある。

・十八銀行は今日10円上げて282円となったが、まだ前年3月末比▲77円(騰落率▲21.4%)となっている。ふくおかFGとの経営統合の白紙化が影響しているようだ。

・次が佐賀銀行で▲551円(騰落率▲18.1%)の2,499円。九州FGは▲123円(騰落率▲18.1%)の558円。大分銀行▲335円(騰落率▲7.7%)の4,015円。

・宮崎銀行は、前年末比▲40円(騰落率▲1.2%)の3,390円となっており、もう一息でクリアできるところまで来ている。はたして明日以降九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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