「グラブル」のCygames、佐賀駅近くに自社ビル建設を計画

　「グランブルーファンタジー」などスマートフォン向けのゲーム開発やアニメーション制作を手がける（株）Cygames（サイゲームス）が、佐賀県佐賀市のJR佐賀駅東側の土地に自社ビルの建設を計画していることが7日、わかった。

　同日開催された定例県議会で、県は敷地内にあるブロック塀や樹木を撤去して更地にする費用1,860万円を一般会計補正予算案に盛り込み、定例県議会に提出した。

　県企業立地課によると、建設計画地の敷地面積は約4,800m²で、現在は空き地になっている。不動産鑑定評価額は約3億4,400万円。本議会で予算案が可決された場合、7月には立地協定を結び売却手続きを進めていき、来年の着工を想定している。

　Cygamesは、2017年4月に佐賀県および佐賀市と進出協定を結び、同年7月に佐賀デバッグセンターを新設、現在約60名が勤務。同社の広報担当者は、「現時点では何も申し上げることはできません」とコメントしている。

　山口祥義知事は提案理由の説明で「雇用の場を確保するための戦力的な企業誘致を推進したい」と話した。

【内山　義之】

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