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自立する地域社会

広がる『庶民革命』~名古屋市議会リコール
自立する地域社会
2010年9月29日 08:39

 8月27日から始まった名古屋市議会へのリコール(解散請求)には、名古屋市長・河村たかし市長に賛同する多くの市民ボランティアが参加した。そのなかには名古屋市民だけではなく、市外、県外から無償で運動に協力した人たちも少なくはない。
 とくに遠方から参加したボランティアの代表的な存在が、本稿で紹介する山形市の会社員・鈴木正義さん(38)と長野県松本市議の吉江健太朗さん(38)だ。

鈴木正義さん 鈴木さんは、河村市長の家に寝泊りしながら、8月27日から1カ月間、署名活動の手伝いをした。受任者の自宅へ署名簿を届けたり、街宣車を運転し署名受付を宣伝したり、さまざまな場面で献身的に働いた。きっかけは、河村市長のファンである勤務先の社長からの「勉強してこい!」との言葉だった。
 初めて訪れる名古屋市で、初めての署名活動。鈴木さんは「このような社会的に大きな変化に関われたことが自分にとって何よりも収穫です」と感想を述べた。
 時々、リコール反対派の市民から抗議を受けることもあった。「必ずしも皆が賛成しているわけではない」(鈴木さん)。その一方で、署名した市民から励まされることもあった。さまざまな名古屋市民の反応を地肌で体験するなかで、鈴木さんは「度胸がつきました。また、このボランティアの方々のパワーを吸収して山形に帰りたい」という。送り出した社長への土産話は持ち帰れないほどできただろう。

吉江健太郎 吉江さんは、市議会議員の公務の合間をぬって署名活動に協力した。参加した理由を聞くと、「名古屋が変わればみんなが変わります。このリコール運動は、成否を問わず閉塞した社会に風穴を開けてくれると信じています」という熱い答えが返ってきた。
 その吉江さんは、松本市議会でたったひとりの会派・松本市行革110番代表(現在2期目)として孤軍奮闘している。6月の定例会では、市民税10%削減、地域委員会、議員の定数・報酬の半減を訴え、河村市長の庶民革命に習うべきではないかとの質問を行なった。

 その質問のなかにあった「議会が市民の盾になるべき」との言葉には、地方議会のあり方についての吉江さんの理想が込められている。
 署名活動最終日まで残り2日を切った9月26日、吉江さんの声は枯れていた。街頭で繰り返し、署名への協力を大声で呼びかけたためだ。それでも休まず、声を張り上げる。「この革命の火を松本に持ち帰りたい」。そうした想いも込められているように感じた。

【山下 康太】


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