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自立する地域社会

次代につなげていきたい商都の灯火 目指すは「株式会社飯塚市」~飯塚市長 齊藤守史氏(2)
自立する地域社会
2011年8月14日 07:00

 かつて産炭地として隆盛を極めた都市・飯塚市。しかし、時代の流れによるエネルギー転換のなかで、産業・経済構造の変化の波に晒されてきた。現在、同市は産炭地のイメージからの脱却を図り、IT特区構想や企業誘致策、中心市街地活性化策など、さまざまな再建策を模索中である。かつての産炭地の「火」は、再燃できるのか―。飯塚市長の齊藤守史(さいとう・もりちか)氏に、フリーアナウンサーの中村もとき氏が話を聞いた。

飯塚市長 齊藤守史氏

<「株式会社」的な行政改革>

 中村 なるほど、これは何としてでも飯塚に強烈な色づけをしていかないといけませんね。

 齊藤 ただ、やはり地道だけれども確実に歩んでいけるようなことをしていかなければなりません。何か派手なことをやっても、瞬間的には派手かもしれませんが、長続きしませんから。

 中村 そうですね。たとえばバブルの頃なんかはいろいろと派手なことをして、それが現在、全部負の遺産になっているわけですし。

 齊藤 ですから、地道に行かないといけません。

 そこで、私が市長になって1番最初に始めたのは「行財政改革」です。言うなれば、ここ飯塚市を「株式会社飯塚市」にするというものです。たとえば、市町村合併した当時、市の職員が1,250人くらいいましたが、それを6年間で300人減らして今では950人です。これは大きいです。300人分の人件費というのは、ものすごい額です。そのように、少しずつ行財政改革を行なって財政を立て直していっています。そして、将来の子どもたちに対して、「このまちは何も心配ないよ」「ここで生活しなさい」と、胸を張って言えるようなまちにしていきたいですね。

 そうすると、あとは何が大事になってくるかというと、「教育」です。市の方策として教育レベルを上げていかなければなりません。今の飯塚市の教育レベルは、小学校は全国平均を上回っていますが、これが中学になると落ちてしまっています。なので今、教育長にはそこをどう解決していくかの宿題を投げかけています。

 私はこの飯塚市のまちづくりは、20~30年計画でやっていくつもりです。ですから、私が市長の間だけではなく、その後もきちんと続けていってくれるような方に市長になっていただきたいと思っています。地道だけれども確実に、まちづくりを続けていくことが大事です。

(つづく)

【文・構成:坂田 憲治】

齊藤 守史(さいとう もりちか)
齊藤 守史 1948年10月生まれ。日本大学商学部経営学科卒。1971年7月一番食品(株)入社。76年9月同社専務取締役、96年4月同社取締役副社長、98年4月同社代表取締役社長を経て、10年4月同社代表取締役会長に就任。06年4月、新市発足にともなって行なわれた飯塚市長選挙に出馬し初当選を果たし、現在2期目を務める。信条は「我以外皆我師也」。

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