22日、福岡の調査報道サイト「HUNTER」は、県民の批判を無視して公費を使った職員研修を実施したり、ムダな体育施設建設を一方的に決めるなど、独裁色を強める伊藤祐一郎鹿児島県政について、その象徴的な事例を取り上げて痛烈に批判した。

　HUNTERが伊藤独裁県政を象徴する事例として取り上げたのは、薩摩川内市で建設が進む産業廃棄物の管理型最終処分場「エコパークかごしま」で、同事業の事業費は当初計画から約19億円も膨れ上がる事態となっている。だが、同事業の事業主体であるはずの公益財団法人鹿児島県環境整備公社が、増大した事業費について詳細を把握していないばかりか、「知る立場にない」という答弁を繰り返したことに、HUNTERでは「狂っているとしか言いようのない公共事業の進め方だ」と切って捨てている。

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